シチズン時計が「CITIZEN“We Celebrate Time” 100周年展」のオープニングレセプション開催

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建築家・田根剛氏と戸倉敏夫社長

シチズン時計は12月6日、東京・南青山のスパイラルガーデンで「CITIZEN“We Celebrate Time” 100周年展」のオープニングレセプションを開催した。Text & Photo:Shinichi Higuchi(樋口真一)

「CITIZEN“We Celebrate Time” 100周年展」はシチズンのデザインチームと建築家・田根剛氏のコラボレーションによる、創業100周年を記念したイベント。一般公開に先駆けて、7万2,000個の地板(時計のすべてを支える基盤装置)を使う圧巻のインスタレーション「LIGHT is TIME」をはじめ、シチズン100年間の歴史、製造現場の映像、最新の腕時計の展示などを披露した。また、大久保裕子演出、アオイヤマダ、清水舞手、UFO、保坂アントン慶などのダンサーとコーラスによるオープニングパフォーマンス「LIGHT is TIME Destination of Light」も行われた。

オープニングレセプションで、シチズン時計の戸倉敏夫社長は「市民に愛され、市民に貢献するという企業理念のもと、人々の日常に寄り添う製品でありたいと、そのときそのときの新しい技術を腕時計にするという挑戦を積み重ねてきました。今回の展覧会は今までの100年の歴史とこれから向かう未来、そしてここにある今という我々を取り巻くすべての時間を祝福し、喜びや感謝を伝えるために田根さんと創り上げたものです。幻想的なインスタレーションとともに、シチズンの時計作りへの姿勢や挑戦を体験し、実際に触れていただくことで、時間や時計は面白いと感じていただければと期待しています」と挨拶。

田根氏は「2014年に使ったスパイラルでやりましょうということになったとき、もう一歩先に向かおうと半年以上にわたりワークショップを重ねました。20世紀という時代が前に進もう、進歩的で、より良い社会、未来をといってきたのに対して、21世紀はグローバルで、世界の片隅や裏側、今ここで起きていることが多くの人や時代、環境を変える力がある時代に生きている中で、今回は“We Celebrate Time” 、何があっても時間を祝福し、未来に届けていこうという思いを込めました。多くの人に時間の喜びとすばらしさを感じてもらい、未来に届ける場にできたらと思っています」などと話した。

展覧会は12月16日まで、東京・南青山のスパイラルガーデンで開催されている。

『CITIZEN“We Celebrate Time”100周年展』概要
■開催期間:2018年12月7日(金)~12月16日(日)
11:00~20:00 ※会期中無休
■場所:スパイラルガーデン
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F
■入場料:無料
■主催:シチズン時計株式会社
■クリエイティブディレクション:シチズン時計株式会社
■会場構成・インスタレーションデザイン:田根剛(Atelier Tsuyoshi Tane Architects)
■プロダクション&テクニカルデザイン・演出:遠藤豊(LUFTZUG)
■企画制作:LUFTZUG
■音響製作:堤田祐史
■展示施工:脇プロセス

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