蓮井茜さんがデザインするアカネ ウツノミヤ(AKANE UTSUNOMIYA)が、2019年春夏コレクションを発表した。今シーズンはピンクと黒などを使い、フェミニンなものとマスキュリンなものが共存するコレクションを提案している。
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ピンクやフリルなどを使いドリーミーなムードを強調したデザインと、黒を使ったマニッシュなジャケットなどが今シーズンの特徴。
また、今年の真夏日や猛暑日など、春夏の気温なども意識し、プレコレクションで多かった横編みニットの比率を全体の20パーセント程度まで減らし、布帛やカットソーを増やすなど、バリエーションが広がっていることもポイントになっている。
蓮井茜さんは「今回は初めてテーラードジャケットを提案しました。2019/2020年秋冬コレクションでもジャケットを作りたいと思っています。ただ、まだやっていないニットの領域もありますし、ミドルゲージなど少ししかやっていないこともあります。また、定番的なものも明確になってきましたし、こうすればいいということもわかってきました。これからも、他のブランドにはできないことをやっていきたい」と話している。
蓮井茜さんは2007年イギリスのセントラル・セントマーティンズ美術大学卒業。2009年にアカネ ウツノミヤブランドをスタート。ニットを得意としており、「東京発 日本ファッション・ウィーク(JFW in Tokyo)で、天津憂などとともに第2回新米クリエーターズプロジェクトに選出された。