安田裕紀がデザインするブランド「キューン(CUNE)」が2018/2019年秋冬コレクションを発表した。
1994年にブランドをスタート。 「CUNEが作っているものはファッションではありません。モードでもありません。あえてたとえるなら『かろうじて服』といったところです。自分たちが作りたいものを作っています。 ですが、それが自分で着たいもの、欲しいものとは必ずしも一致しません。誰が着る、誰に着せたい、どうコーディネートする、といったことは一切考えていません。買わなくていいです。やっていることを遠くから見守っていてください」をブランドコンセプトにしながら、餃子、東京コレクションで注目を集めた腸と白目やバルサン、そして、たくさんの袖を付けた前回2018年春夏コレクションの蟹の裏など、毎シーズン、ユニークで独特なテーマを設定し、展示会、イメージビジュアル等でコレクションを発表。さらに、昨年は本店であるCUNE北沢店の1階にカフェ兼居酒屋「カフェ キューン」&「呑(の)み処CUNEの1階(仮称)」をオープンしたキューン。
特にテーマを発表しなかった今シーズン。ドローストリングスで遊んだジャケットとパンツ、フード付きアイテム、スカジャン風のデザインなど、ブランドのアイコンである「うさぎ」のモチーフを使いながら、スポーティな要素をプラスしたデザインやカジュアルなムードのデザインが登場している。