ヨウジヤマモト オム（YOHJI YAMAMOTO HOMME）2019年春夏コレクションのテーマは、サーカス（Circus）。 「花」「現代の浮世絵美人」などのモチーフ、「レオパード」柄、インパクトのある 「メッセージ」をランダムに組み合わせたプリントアイテムなど、人、動物、物、鮮やかな色彩を使った、にぎやかなサーカスのようなコレクションを発表した。
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リリースに、
「夢は夜ひらく
男は謎を揺さぶり、その妙音を楽しんでいる
怖さ知らずの不良性と自暴自棄なその日暮らしの見事な陰影によって
男の置かれた状況の脆（もろ）さに、魅惑的な花が開いてゆく
裏切られるという期待
夢が醒（さ）めて行くときめき
豊饒（ほうじょう）な絶望
あきらめとやるせなさの均衡点にたつ官能的な男たち
彼らの燻（くゆ）らす煙草の何と香（かぐわ）しいことよ」
と書いた今シーズン。注:（ ）内は読みやすくするために追記。
登場したのは、フラワーアーティスト東信の花をアレンジした花のモチーフ、花や浮世絵美人、山本耀司自身の写真などの上にレオパード柄を乗せたもの。完成した物を壊した中に美しさを見いだすヨウジヤマモトらしいテーラードに穴を開けたコートや、たくさんのファスナーやポケットを付けたコート。
そして、山本が作詞した曲の自筆や、山本について書かれたの記事や文章をプリントしたシャツやジャケット。
サーカスというテーマらしい、様々なモチーフや柄、色を取り入れ、混ぜ合わせた、何でもありとでも言えそうな自由さが今シーズンの特徴。同ブランドならではの力強いメッセージもポイントになっている。
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