ミキ ミアリさんが手がけるレディースブランド、ミキ ミアリ(Miki MIALY)は2019年春夏コレクションで、旅行を意識したコレクションを提案している。
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日本で生まれ、現在はパリを拠点に作品を発表。日本でも展示会を行っているミキ ミアリさん。昨年、1992年のデビューから25年を迎え、2018年春夏パリコレクション会期中の10月2日には、パリ3区マレ地区のミキ ミアリブティックで、ブランドスタート25年を記念するパーティを開催した。
今シーズンは旅行を意識し、膝にボリュームのあるパンツや、しわにならないプリーツのワンピース、夜のシーンにも対応する黒のドレスなど、動きやすさや持ち運びやすさなどを追求したコレクションを提案している。
今回から新たに使い始めた、ヨーロッパのメーカーが開発した素材を使用したコートやブルゾンなどは、太陽の光や風を遮断し、はっ水効果もあるほか、しわになっても伸ばせば元に戻るなど、夏の暑い日も暑さを感じにくく、バカンスなどにも対応できるようになっている。
「今回は自分の着たい服を作りました。バカンスに持って行くのもぴったり。太陽の光などを遮断する素材はこれからも使っていくつもり。パンツや秋冬のコートなどアイテムも広げていきたいと思っています」とミキさん。
また、着物のような袖を付けたトレンチコートや、袴(はかま)やとび職のボトムスのような、ゆったりとしたパンツなど、日本的ムードのデザインも登場。25年を記念するパーティで彼女が話した「25年かかりましたが、これからは日本人の物づくり、繊細さを素直に出していきたい。変に意識せず、パリでも自分は日本人クリエーターなんだと認めて、やっていきたいと思っています」という言葉を思い出させた。
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