日本アパレル・ファッション産業協会(JAFIC)定時社員総会と懇親パーティを開催。ソマルタ、ドレスドアンドレスドなど8ブランドのショーも

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日本アパレル・ファッション産業協会(JAFIC)は6月14日、東京・港区の東京ミッドタウンホールAで第36期定時社員総会と懇親パーティを開催した。「MATCHING/NETWORKING」をテーマにした今回。活動報告と事業内容の紹介・発表に加えて、JAFICプラットフォーム登録クリエーターのプレゼンテーションや素材産地の紹介、店舗から物流への活用事例が広がっているRFID活用事例の報告なども行われた。

アパレル業界の活性化のために多岐にわたる事業や課題に取り組んでいる日本アパレル・ファッション産業協会。新理事長に就任した北畑稔理事長(レナウン社長)は「9年に亘ってリーダーシップをとった廣内武前理事長に比べれば若輩だが、皆さんの力をお借りして、思いを一つにして業界の力になりたい」と挨拶。その上で、「非常に厳しい状況だからこそ需要創造、市場拡大という2つの方針を掲げて、事業を推進していきたいと考えている。需要創造については、JAFICプラットフォームにおける企業と登録クリエーターとのマッチング、市場拡大に向けてはJ∞QUALITYの市場浸透、販売促進などを推進する。クールビズの進化、チームベンチ事業による障害者支援スポーツ支援、AI研究、プレミアムサマーバザール、人材育成、中小企業支援などにも取り組んでいく」と改めて強調した。

来賓の小池百合子東京都知事は「東京をファッションの発信拠点にしていただくべく、皆様とともに歩んでいきたい。2020年の東京オリンピック・パラリンピックは東京から様々なメッセージを発信していくいい機会だと思っています。『やっぱり日本は元気だな』『日本のファッションはすてきね』と誰もが思い、世界という大きなマーケットで日本のファッションに勝ってもらいたい」とエールを送った。

また、JAFICプラットフォームに登録するブランドの中からソマルタ(SOMARTA)、ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)、アツシ ナカシマ(ATSUSHI NAKASHIMA)など、8ブランドが各2体ずつの作品をファッションショー形式で発表するプレゼンテーションを開催した。

世界中のハイファッションブランドやトップメゾンからも高く評価されているウールの尾州、合繊の石川、綿織物の遠州、先染め綿の播州(ばんしゅう)の4つの素材産地とデザイナーのコラボレーションによる製品と生地サンプルも展示した。そのほか、RFIDブースの設置、障害者スポーツを応援するチームベンチ事業参加企業の例として、障害者アーティストとコラボレーションした製品と原画の展示なども行われた。

Text & Photo:Shinichi Higuchi(樋口真一)

ミドラ(MIDDLA)

ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)

モトヒロ タンジ(Motohiro Tanji)

アツシ ナカシマ(ATSUSHI NAKASHIMA)

ナイフ(NAIFE)

アークビス(ARCH∧BES)

エルザ ウィンクラー(ELZA WINKLERELZA WINKLER)

ソマルタ(SOMARTA)

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