アシックスジャパンは4月27日、東京・銀座にアシックスとして初となる子供靴の旗艦店「アシックスキッズ銀座(ASICS KIDS GINZA)」をオープンした。地上1階のワンフロアで、店舗面積約56平方メートル。アシックスキッズシューズ「スクスク(SUKU2)」、アシックスジュニア向けランニングシューズ、アシックスタイガーキッズシューズ、先行発売の商品などが揃(そろ)う。前日の26日にメディア向け内覧会を開催し、店内を公開した。
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1997年から、着地時の衝撃が少なく足指が自由に動かせる“土の上の「はだし」”をテーマに子供靴シリーズ「スクスク」を展開してきたアシックス。アシック ススポーツ工学研究所で研究・分析したデータを基に子供靴を開発。現在は歩き始めの赤ちゃんを対象にしたファーストシューズから小学生までのシューズまでを幅広く展開していて、足幅が細い子供向けのナロータイプや学校の上履きなども取りそろえている。また、99年からは子供の足の計測会を随時実施、これまで7万人以上の足を測るなど、子供特有の足の動きや骨格などの研究を重ね、開発に役立てている。
「アシックスキッズ銀座」はアシックスの子供靴の商品や世界観を国内外に向けて発信する場となるもの。銀座にはランニングに特化した旗艦店「アシックスストア 東京」があるが、子供靴だけにフォーカスした旗艦店であり路面店となる「アシックスキッズ銀座」をオープンすることで、子供の頃の外遊びに適した靴選びの大切さや、幼児期の運動や遊びの重要性などを訴求し、将来の運動能力向上などにもつなげたい考えだ。店内でのイベントなども行っていく。
ホワイトとブルーをベースに、木目調の床や什器(じゅうき)を配し、様々な形を作り出す原型となる丸や四角をモチーフにした、動きのある空間で、子供の足が成長していく過程を表現している。
店内では歩き始めの赤ちゃんから小学6年生までを対象にした商品を販売。子供の足や動作について研修を受けた専門スタッフが常駐し、成長に合わせたシューズ選びをサポートする。また、これまでイベントなどで使用していた、アシックスが独自に開発した足形計測システム「エフデジ(fdigi)」での足形測定サービスも店内に常設し、予約制で行っている。
なお、オープンを記念して、「スクスク」の3品番を先行発売。しなやかに曲がる靴底で赤ちゃんの歩きをサポートするファブレ FIRST SL 3(ホワイト×ピンク 税別5,400円)、足首の安定性に優れたミッドカットモデルGD.RUNNERBABY SL-MID(ホワイト×シャンパンゴールド、ホワイト×ピンク、ブラック×ブラック 同5,400円)、アッパーに軽く柔らかな風合いのマイクロファイバーを採用したコルセアMINI SL(ホワイト×シャンパンゴールド、ブラック×ブラック 同5,600円)を販売している。
アシックスキッズ銀座
東京都中央区銀座5の3の12
電話 03-6264-5046
営業時間 10:00~19:00
定休日 不定休