開催時期を1か月以上早めたアンビアンス(Ambiance)2018年春夏。次回も2月前半に開催。

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アンビアンス(Ambiance)も開催時期を早めた。クリエーターの合同展示会「アンビアンス2018年春夏(Ambiance 2018SS)ショールーム」が9月12日から14日までの3日間、東京・渋谷の文化ファッションインキュベーションで開催された。

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前回の2017/2018年秋冬コレクションまでは、アマゾン ファッション ウィーク東京(Amazon Fashion Week TOKYO)の関連イベントとして開催されたアンビアンス。1年前に比べると1か月以上早い開催となった今シーズン。コレクションをするブランドは参加しなかったものの、ルドームなど韓国の2つのショールームから出展した8ブランドを含む、25ブランドが参加。2018年春夏コレクションを発表した。

1か月以上早い開催はバイヤーや海外からの参加希望者などの意見を反映させたもの。展示会を主催するアンビアンスプリュス(ambianceplus+)の仲亀麻子さんは「1年くらい前から早めたいと思っていた。海外のブランドから興味はあるが、時期が遅い、と言われていたし、バイヤーからもファッションウィーク会期中は忙しく、すべてを回る時間がないという声もあったので、今回、思い切って早くしてみた。今シーズンはニューヨークコレクション会期と重なってしまったためニューヨークに行っている人もいたが、たくさんのバイヤーが来てくれた。ブランド数も(18ブランドから25ブランドに)増えた」としており、「次回も2月初め、ニューヨークコレクションの前か、できるだけ重ならない日程で開催したい」考えだ。

1年前にはコレクションの早期化が話題となった東京。アッシュ・ペー・フランスは、次回ルームスエクスペリエンス36(room EXPERIENCE36)を来年2018年2月21日から23日としている。ファッションショーやプレゼンテーションの早期化については意見が分かれている。また、展示会の会期についても、ニューヨークコレクションと重なった今回のアンビアンス
や2018年春夏パリコレクション前半と同時期となる第2回「IFF MAGIC JAPAN」など、海外のコレクションとのバッティングするケースが出てきている。だが、展示会の早期化と内容の見直しの動きは今後も続きそうだ。

Text & Photo:Shinichi Higuchi / Chief Editor(樋口真一)

 

 

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