ロードゥ イッセイ(L’EAU D’ISSEY)25周年と新メンズフレグランス「ロー マジュール ドゥイッセイ(L’EAU MAJEURE D’ISSEY)」の発表会が開催。これまでの香水も展示。

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ロードゥ イッセイ(L’EAU D’ISSEY)25周年と新メンズフレグランス「ロー マジュール ドゥイッセイ(L’EAU MAJEURE D’ISSEY)」の発表会が9月13日、東京・渋谷のイッセイミヤケ本社で開催された。

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イッセイ ミヤケ パルファム(ISSEY MIYAKE PARFUMS)は、海の力強さからインスピレーションを得た新しいメンズフレグランス「ロー マジュール ドゥイッセイ(L’EAU MAJEURE D’ISSEY)」を、10月4日からイッセイ ミヤケ直営店と取り扱い百貨店で発売する。

イッセイ ミヤケ パルファムは1992年、水をテーマにしたアイコン的フレグランス「ロードゥ イッセイ」を発表。また、1994年に発表されたメンズの香水「ロードゥ イッセイ プールオム(L’EAU D’ISSEY POUR HOMME)」の香りも、急流や滝からインスパイアされていたなど、イッセイ ミヤケ パルファムは様々なものの起源であり、豊かさを象徴する「水(L’EAU)」が原点になっている。

今回発表された「ロー マジュール ドゥイッセイ」は、フランスの香水の都として知られるグラース出身の調香師である、オーレリアン・ギシャールとファブリス・ペルグランの2人が手がけたもの。潮風のようにさわやかで、すっきりとした、力強い「新しい波」を創り上げた。

トップノートでアクセントを効かせるのはベルガモットとグレープフルーツのさわやかなアロマ。ミドルノートではミネラルをたっぷり含んだ天然成分であるアンバーグリスが、海風に吹かれ、波しぶきを運ぶように潮の香りを放つ。そして、ベースノートではカシュメランの生き生きとしたアンバー系のウッディノートがふんだんに香り、波に洗われ、なめらかな手触りとなった流木のように、肉感的で静謐(せいひつ)な余韻を与える。

 

また、ボトル・デザインはアメリカ人デザイナー、トッド・ブラッチャーが手掛けたもので、「ロードゥ イッセイ プールオム」のボトルが、荒々しい水の流れによって削られた姿をイメージ。透明なボディは海辺に流れ着いたシーグラスを思わせ、メタルのキャップは水の流れを表現している。

価格は税込みで50ミリリットル8,316円、100ミリリットル1万1,340円。

 

イッセイ ミヤケ パルファム を担当するアニエス・サタン(Agnes Satin)さんは「1994年に発表されたイッセイ ミヤケの初めてのメンズの香水、『ロードゥ イッセイ プールオム』は、香水業界の偉大なるクラシックとして現在もたくさんの人に愛されている。20年以上のときを経て、メンズの水(香水)に新たな解釈を与え、新しい世代に向けた新たな香水を創りたいと思った」と話す。

 

また、1992年の「ロードゥ イッセイ」発表から25周年の記念の年となることから、当日は、映像なども交えて25年の歴史を振り返り、どのようにして、現在のようにアイコン的な存在になることができたのか、という軌跡を振り返るとともに、「ロードゥ イッセイ」やこれまで販売された商品、スペシャルエディションをはじめとする、様々なクリエーターとのコラボレーションなどを展示した。

アニエス・サタンさんは、「ロードゥ イッセイ」のボトルデザインの下絵に満足しなかった三宅一生がある夜、エッフェル塔の上で輝く満月を見たことが、ボトルの上に球体を乗せた、ボトルデザインのコンセプトになった話など、当時を振り返り「三宅一生の水で香水を創りたいというコンセプトははじめからはっきりしていた。それは簡単ではなかったし、大きな賭けだった。だが、当初は大胆で革命的だったものが、今は偉大なるクラシックになっている。オデッセイとも聞こえるロードゥ イッセイは旅のようなもの。展示している作品を見て25年の歴史を再発見してほしい」と語った。

Text & Photo:Shinichi Higuchi / Chief Editor(樋口真一)

 

 

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電話0120-005-130(10:00~16:00)

 

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