ジン カトー(ZIN KATO)は、東京・渋谷に「ジン カトーサロン(ZIN KATO SALON)」をオープンする。顧客のための完全予約制のショップ兼ショールームとなるもので、面積は約60平方メートル。ジン カトーブランドの最新コレクションが揃(そろ)っているほか、オーダーにも対応する。7日と8日にレセプションパーティーを行い、内部を公開した。
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年1回、春夏コレクションの時期に東京のファッション・ウィークに参加しているジン カトー。2015年と2016年には、マレーシアの首都クアラルンプールで行われたマレーシアファッションウィークに参加。マレーシアファッションウィーク2015(MalaysiaFashionWeek2015)では、マレーシアファッションウィークで最も影響力のあるデザイナーに贈られる「ASIA’S MOST INFLUENTIAL DESIGNER OF THE YEAR」を受賞した。
代々木公園すぐそばにあるマンションの1室にあるジン カトーサロン。連絡があったときだけ開かれるという、完全予約制のサロンは、デザイナーの加藤徹のリビングのような雰囲気だ。内装はもちろんカーペットなど隅々にまで加藤のこだわりが込められている。
「『あなたのためのサロン』のような、特別感のあるショップを作りたかった。今はデザイナーとお客様がパーソナルな関わりを持ち、服を売る時代。時間が許す限り、自分も接客したいし、自分の家のリビングに招くように、コーヒーやシャンパンなどを飲みながら、じっくりと話をして、商品を説明し、納得した上で、買ってもらいたい。オーダーにも対応しようと思っている。また、現在進めている、インターネットでの販売のための基地にもしたい」と加藤。
今後はサロンやプレスルームとともに、展示会の会場や撮影場所としていも活用していく、という。
Text & Photo:Shinichi Higuchi / Chief Editor
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