コシノヒロコが画家・アーティストとして2年ぶりに単独での新作を発表

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「子供の頃からきれいなものが好きで女の人の絵を描いていた。でも、ポートレートでも、きれいで、写実的な絵は好きじゃない。壊して、壊して、壊して、ちょっとした所に表情を出したいと思っている。今回はなかなかできなくて、ものすごく悩み、最後まで描いていた。今朝届いた絵もある」と語るコシノヒロコ。

展覧会「コシノヒロコ The Portrait -様々な人物の表情を切り取り映し出す、コシノヒロコの人物油彩画たち-」が7月3日からスタートした。2015年からKHギャラリーで、宇野亞喜良、繰上和美、故金子國義、故平田暁夫、片岡鶴太郎、ガジ・ギャスディンなど様々なアーティストとのコラボレーション展示を行ってきたコシノヒロコ。単独での新作発表は2年ぶり。

今回は2年前から始めたという油絵による未発表の作品とこれまでの作品を再構成した作品の2部構成。1階では油彩の人物画や肖像画を中心に展示。

2階では過去の作品の中から、人気の高い作品やコシノ自身が好きな作品を最新のコンピュータ技術を用いた版画技法「ジクレー」を使い、再構成。これまでの大作をコンパクトなデジタル版画にした作品を紹介している。

初日のレセプションパーティーでコシノヒロコは「墨やアクリル、コラージュなどもやってきたが、油絵は面白いし、奥が深い。やろうとしていること、筆の跡がすべてそのまま残る。痕跡が残ることがすばらしいし面白い。やり始めると、新しい手法や次の何かがわいてくる。今、大きな絵にも挑戦している」と話した。8月31日まで。

KHギャラリー銀座
東京都中央区銀座4の3の13 和光並木ビル地下1階
10:30~19:00
入場無料
休廊日7月9日、7月16日、7月23日、8月6日。
夏期休暇8月11日~8月20日

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