アンダーカバー(UNDERCOVER)2017/2018年秋冬コレクション○2017/2018年秋冬パリコレクション

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アンダーカバー(UNDERCOVER)2017/2018年秋冬コレクション。デザイナーは高橋盾。ユートピア(理想郷)を意味するフランス語、「But Beautiful Ⅲ ”UTOPIE”」をテーマにした今シーズンのアンダーカバー。コレクションは、貴族、守衛、軍隊、不良少女、遊牧民、僧侶、扇動者、聖歌隊、新種族王室の10のシーンで構成。理想郷に住む新人類を表現したドラマチックなコレクションを見せた。

まるでひとつの物語や芝居を見ているかのようなムードの中で登場するのは、蜂の巣や花のような袖のトップスと80年代のぼろルックを彷彿させる穴の開いたニットドレス、蜂の巣構造や建築を思わせるスカート。ティエリー・ミュグレー(Thierry Mugler)や、創業者がデザイナーだった頃のアレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)が蘇ったかのようなドレス。ハチの身体のようにウエストは絞られ、トップスとスカートのボリュームを強調する。トップスの袖や背中に描かれた女王蜂は、どかこかクリスチャン・ディオール(Christian Dior)のニュールックのようでもあり、ミリタリーやワークウエアとの対比が、舞台のような雰囲気を加速しているよう。

アンダーカバーが得意とする90年代的リアルなストリートスタイルやリミックスと、パリコレクションが夢だった80年代的な力や構築性、そしてオートクチュールがミックスされたコレクション。80年代がトレンドとなっている中で、ビッグルックの後に登場したボディーコンシャスも思い出させた。

Text & Photo:Shinichi Higuchi / Chief Editor(樋口真一)

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