コスチューム ナショナルが有働幸司と江角泰俊をクリエイティブ・ディレクターに起用。リローンチ記念パーティを開催。江角の思いとは?

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コスチューム ナショナル(CoSTUME NATIONAL)は、2017/2018年秋冬コレクションから、メンズはファクトタム(FACTOTUM)の有働幸司氏、ウィメンズはヤストシ エズミ(YASUTOSHI EZUMI)の江角泰俊氏を新クリエイティブ・ディレクターに起用した。ブランドのリローンチを記念し、初の展示会となる2018年春夏コレクション展示会初日の8月2日、東京・青山のCoSTUME NATIONAL Aoyama Complexでパーティを開催した。会場では本格展開となる2018年春夏コレクションのメンズとウィメンズの最新作を紹介した。パーティには有働・江角両デザイナーも登場した。

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会場で江角泰俊氏に、就任についての思いや今後の展開について聞いた。

コスチューム ナショナルのウィメンズのクリエイティブ・ディレクターに就任した経緯から。
「2017/2018年秋冬コレクションからデザインをしていますが、本格的な展開は2018年春夏コレクションから。コスチューム ナショナルから話があったのは去年の4月ぐらいだったと思います。1年前ぐらいには決まっていました」

去年の8月30日にはここで、ニューヨークやパリコレクションに先駆けて、ヤストシ エズミ(YASUTOSHI EZUMI)2017年春夏コレクションの小規模なショーと展示会を開催しましたよね。
「実はあの時点で就任が決まっていました。それで、この会場でショーをしようということになりました」

自分自身のブランド、ヤストシ エズミもあります。コスチューム ナショナルから話がきたときはどう思いましたか。
「創業デザイナーのエンニョ・カパサがブランドを離れ、アトリエが解散してしまい、日本人デザイナーでコスチューム ナショナルブランドを再構築したいということでした。最初に思ったのは、学生の頃から知っているブランドだったので、やらない手はない、ということでした。だから、大変な仕事であることはわかっていましたが、挑戦することにしました」

新しいクリエイティブ・ディレクターとしての仕事は、やはりアーカイブを知ることから?
「ウィメンズのデザインとディレクションをすることが決まって、昨年、ミラノから3時間ほど離れた本社に行き、3日ほどかけて30年分の資料を見て、コスチューム ナショナルのDNAを理解するところからスタートしました」

コレクションのテーマは。
「2017/2018年秋冬コレクションと2018年春夏コレクションのテーマは、アゲインスト(AGAINST)です。コスチューム ナショナルの全盛期はいつだったのかを考え、アーカイブを探していくうちに、まさに、コスチューム ナショナルと言えそうな1998年のコレクションにたどり着き、テーマも決まりました。僕の中にはエンニョのようなイタリアのセクシャリティはありません。でも、多くのデザイナーがビッグシルエットを作る中で、セットインの、タイトなシルエットをしっかりと作り、世界で地位を作っていったコスチューム ナショナルの姿勢や、パンクやダダイズムは表現できたと思っています」

実際に2シーズンやってみてどうでしたか。
「大変でしたが、面白かった。また、昔の自分、2012年ぐらいにやっていたことに似ているとも思いました。だから、そうした部分も引き出しながら作っていきました」

ところで、ヤストシ エズミのコレクションは今後どうなりますか。
「もちろん続けます(笑)。8月末には都内でショーをします」

1年前には東京コレクションの早期化が話題になりましたが、今年は昨年早くショーをしたデザイナーのほとんどが、ショーをしないかアマゾン ファッション ウィーク東京(Amazon Fashion Week TOKYO)会期にコレクションを発表するようです。
「今は、みんながやるからやる。みんながやらないからやらないという時代ではないと思っています。また、コスチューム ナショナルの海外での展示会スケジュールや、次回1月の国内でのコスチューム ナショナルの展示会などのスケジュールなどを考えると、ヤストシ エズミについては、この時期にショーをするしかない、ということもあります」

この1年間コスチューム ナショナルのアーカイブを研究してきて、当然影響を受けている部分もあると思いますが、そのあたりは。
「ディテールやアイデアについてはどうしても影響が出てしまいます。だから、ショルダーの部分など、シルエットでコスチューム ナショナルとヤストシ エズミの棲み分けをしています」

以前は、メンズはミラノメンズコレクション、ウィメンズはパリコレクションに参加していたコスチューム ナショナル。今後の展開も注目されそうだ。

Text & Photo:Shinichi Higuchi(樋口真一)

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