佐藤繊維991(キューキューイチ)2017/2018年秋冬コレクション

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佐藤繊維はメンズブランド991(キューキューイチ)2017/2018年秋冬コレクションを発表した。

991は社長であり糸作家でもある佐藤正樹氏を中心に、各工程で選ばれた、最高の技術を持つ職人からなるチーム「Gauge(ゲージ)」が作る、佐藤繊維のものづくりの集大成といえるブランド。カシミア、キャメル、ヤク、洗えるウールなど、希少な糸から創り出したオリジナル素材などを使うとともに、布帛のパターンをニットに落とし込み、ダーツを駆使することで、きれいな立体感を出すなど、大人の男性のための立体的なニットを提案している。

昨年2016年1月にイタリアのピッティ・イマジネ・ウォモでデビューし、同3月には同社が一昨年オープンした山形・寒河江のセレクトショップ、ギアで日本でのお披露目となるショーを行った。

3シーズン目となる今回は同社が開発したウォッシャブル糸「レイズ」やカシミアに劣らない細さと柔らかさを持つ「サルタン」のほか、オーストラリアメリノウールとウルグアイウールをミックスさせたオリジナル糸「ロサリオ」を使ったヘリンボーンや千鳥格子のシングルやダブルのジャケット、ベストなどを提案している。

また、 縫い代がない、フラットな縫製面を作ることが可能なTPS(Twin Plover Seam)ミシンを使うなど、技術面や着やすさなどもさらに進化させた。

今シーズンの英国調やクラシック、チェックなどを取り入れながら、そのデザインは、あくまでもシンプルで、軽く、柔らかい。世界のスポーツメーカーのシューズでもニットが取り入れられているが、991のデザインもメンズとニットの可能性を更に広げようとしているように見える。

世界的なラグジュアリーブランドから評価されている佐藤繊維。今後はメンズでも自社ブランドの展開や海外の著名ブランドとの取り組みが更に広がるのだろうか。

Text & Photo:Shinichi Higuchi / Chief Editor & Fashion Journalist

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