モトヒロ タンジ(Motohiro Tanji)2017/2018年秋冬コレクション 逆さ富士のようなデザイン

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モトヒロ タンジ(Motohiro Tanji)2017/2018年秋冬コレクションのテーマは「リフレクト・イン・ザ・ウォーター(Reflect in the water)=上下対称。1年ぶりのショートなった今シーズンは、逆さ富士のような水面に映る自然物、多種多様な要素の組み合わせを提案した。

1年前にも登場したモトヒロ タンジらしい、あの岡本太郎が美術的な価値を発見したとも言われる縄文土器を彷彿(ほうふつ)とさせる立体的なニットとデニムのコーディネート、3Dニットとデニムのドッキング。80年代にもあったニットの上に小さなニットの服を乗せたデザインは逆さ富士のようになっている。

逆さ富士のような発想は、80年代にジョン・ガリアーノ(JOHN GALLIANO)が発表した逆さまの服から最近のアンリアレイジ(ANREALAGE)やビューティフル ピープル(beautiful people)まで、これまでも繰り返し登場しているもの。ヴェトモン(VETEMENTS)やコーシェ(KOCHE)が注目され、若手デザイナーにとって80年代や90年代が既にヴィンテージや古着となる中で、モトヒロ タンジの特徴であるニットと逆さまの服や相反する素材の組み合わせの共存とバランスが今ということなのだろう。

ニットブランドであるため、今後も当面は3月の秋冬コレクションはショー、10月の春夏コレクションは展示会形式で作品を発表するというモトヒロ タンジ。異常気象などを考えればニットとデニムのドッキングは販売されないというが、ニットに集中するのかトータルブランドにするのかなど、今後のコレクションも注目されそうだ。

Text & Photo:Shinichi Higuchi / Chief Editor & Fashion Journalist(樋口真一)

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