
2026/2027年秋冬パリ・メンズ・ファッション・ウィーク初日に披露
岩井良太がデザインするオーラリー(Auralee)は、2026/2027年秋冬パリ・メンズ・ファッション・ウィーク(パリメンズコレクション)初日の2026年1月20日、2026/2027年秋冬コレクションを発表した。冬を新たな視点で捉え直す問いを起点に、軽やかさと透明感を備えた装いを提示した。
冬を問い直す穏やかなヴィジョンから出発
同ブランドは今回のコレクションについて、リリースの中で「冬を、喜びに満ちたものにするのは何だろうか」という穏やかな問いから制作が始まったと説明している。冷たさや暗さ、静けさといったイメージと結び付けられがちな冬を、内側からほのかに光を放ち、静けさの中で心を和ませる季節として思い描いた。
澄んだ空気に触れる最初のひと息や、淡く透けるように差し込む冬の太陽の光といった情景を重ね合わせ、声を潜めた束の間の瞬間に現れる美しさを、コレクション全体の基調としている。
軽やかさと透明感を軸に構成された装い
このヴィジョンに導かれた2026/2027年秋冬コレクションは、軽やかさと透明感によって形づくられている。ボリュームは浮遊感を宿すように設計され、しなやかなカーフスキンを贅沢に用いたレザーダウンブルゾンや立体的なベストが、重さを感じさせることなく身体を包み込む。
シーズンを象徴する色調のネップニットやツイードは装いに奥行きと質感をもたらし、チェック柄のスカーフ素材で仕立てた柔らかなカシミヤのラップスカートは、自然で静かな動きに寄り添うアイテムとして構成された。
プロポーションと素材で生む視覚的な軽さ
アウターのプロポーションはコンパクトでありながら、表現は豊かに広げられている。分量感のあるピースも、色や素材を思慮深く用いることで視覚的な軽やかさを備え、大胆なカラーブロッキングが冬のパレットに確かな輝きを加えている。
素材面では、カシミヤコーデュロイを軽やかで洗練された表情に再解釈したほか、ウールのヘリンボーンパイルでやさしい手触りと豊かなボリュームを表現。細かく詰まったメリノムートンのシアリングは、なめらかな質感と量感を併せ持ち、ほのかな光沢とともに心地よさをもたらしている。
重厚さと繊細さが交差するレイヤー表現
一方で、パデッドウールやシルクリネン、透明感のあるシルクジョーゼット、シアーなテクニカルレイヤーが軽やかなアクセントとして現れ、コレクションにコントラストを与える。さらに、シルクフリースが静かで包み込むような柔らかさを添えている。
重厚な防寒着に軽やかさや透け感のある要素を組み合わせることで、温もりと繊細さ、強さと柔らかさが交差する装いが構成された。
穏やかな基調色に差し込む鮮やかな色彩
色彩は、柔らかなベージュと淡いブルーが穏やかで明るい基調をつくり、鮮やかなブルー、輝くイエロー、印象的なレッド、深みのあるパープルが随所に配されている。それらの色が織りなすハーモニーが、冬の静けさを明るく照らし、季節の淡い光の中にやさしい歓びを灯している。
オーラリー(Auralee)2026/2027年秋冬コレクションLOOK













































オーラリー(Auralee)2026/2027年秋冬コレクションAccessory & Details


















