レオナール(Leonard Paris)2026年春夏コレクション〇2026年春夏パリコレクション

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レオナール(Leonard Paris)は、2026年春夏パリコレクションの5日目の2025年10月3日、2026年春夏コレクションを発表した。テーマは「CALIFORNIA」。神話的で強烈な存在感を持ち、その名を口にするだけで華やかなイメージを呼び起こす場所としてのカリフォルニアに着想を得た。Photos: Courtesy of Leonard Paris

アントニオ・ロペスやスリム・アーロンズが切り取った時代を超える写真からインスピレーションを得た今回。

シルエットは、ハリウッド黄金期の女優のワードローブを思わせる流れるようなドレープドレスに、プールサイドを連想させる極めてシアーなカフタンを組み合わせた。ふんわりとしたボリュームや誇張されたプロポーションは、マスキュリンなスーツと対比をなし、フェミニンあるいはプレッピーに再構築されている。

素材は、プリントスパンコールや透けるほど薄いシルク・クレポンをはじめ、金糸やラインストーンを控えめに施したローシルク風ツイル、クリケットクラブを思わせるストライプのコットンジャカード、パリッとしたポプリン、花を刺繍したコットンボイルなど多彩に展開した。

カラーパレットは、太陽に焼けたポラロイドを思わせるペールアプリコットやソルベピンクを基調に、シーグリーンやスカイブルーをアクセントに加え、さらにアシッドグリーンやレモンイエローの鮮やかなトーン、絵の具を飛び散らせたようなザクロレッドを差し込んだ。

プリントは、カリフォルニアの街路を彩るヤシの木やポップアートのモチーフを融合させたもの、アンテロープ・バレーの春を思わせるポピー、トニー・デュケット邸の庭に着想したウォーターフラワー、新しい“ネオ・アールデコ”柄などを展開。1930年代の映画館を想起させるグラフィカルで華やかなデザインが、時代を超える魅力を強調した。

レオナール(Leonard Paris)2026年春夏コレクションLOOK

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