第36回 日本ジュエリーベストドレッサー賞表彰式。芳根京子や仲里依紗、山田涼介さんらが登壇

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第36回 日本ジュエリーベストドレッサー賞の表彰式が2025年8月1日、東京ビッグサイトで行われ、芳根京子さんや仲里依紗さん、山田涼介さんらが登壇した。TOKYO JEWELRY FESの併催イベントとして実施された今回、20代部門は俳優の芳根京子さん、30代部門は俳優の仲里依紗さん、40代部門は俳優の松本若菜さん、50代部門は俳優の藤原紀香さんが受賞。特別賞エンターテイナー部門には歌手/俳優の山田涼介さん、特別賞ベストパートナー部門にはお笑い芸人の庄司智春さんとタレントの藤本美貴さんが選ばれた。藤原紀香さんは40代部門に続く2回目の受賞となった。Text & Photo : Shinichi Higuchi(樋口真一)

「最もジュエリーが似合う人」を世代別に選出

日本ジュエリーベストドレッサー賞は「最もジュエリーが似合う人」「最も輝いていた人」「今後もさらにジュエリーを身に付けてほしい人」を著名人の中から世代別に選び、表彰している。

20代部門を受賞した芳根京子さんは、「昔の自分に教えてあげたい」と笑顔。30代部門の仲里依紗さんは、「ジュエリーは自分の人生を確変してくれる存在」と話した。

40代部門の松本若菜さんは、「自分がハイジュエリーを身に着けられるようになったことに、大人としての成長を感じました」。50代部門を受賞した藤原紀香さんは、「内面の光を引き出すのがジュエリー。私もその輝きにふさわしい人間でありたい」と意気込みを新たにした。

また、初設立された特別賞「ベストパートナー部門」に選ばれた庄司智春さんと藤本美貴さんは「我慢せず、ため込まずに話し合うことが秘訣」とコメント。特別賞「エンターテイナー部門」に輝いた山田涼介さんは、「自分に嘘をつかず、やりたいことをやり続ける。ジュエリーの力を借りながら、自分らしいエンターテインメントを届けていきたい」と話した。

第36回 日本ジュエリーベストドレッサー賞 20代部門 芳根京子さん

透明感あふれる演技で注目を集める芳根京子さんは、リーフをモチーフにしたダイヤモンドとカラーダイヤモンドをあしらったネックレス(合計9.2カラット・価格2000万円)をはじめ、リングも身に着けて登壇。

芳根京子さん|形見のネックレスと大粒ダイヤに想いを重ねて

「自分の人生でこんなことがあるんだなと、とても嬉しく思っています。先ほど、写真もたくさん撮らせていただきました。ネックレスの価格を聞いて、今、一段と重くなったように感じました。

受賞の知らせを聞いたのは、昭和を舞台にしたドラマの撮影中でした。毎日お着物を着ていたので、ジュエリーという言葉にとても驚きましたが、今年2月に28歳の誕生日を迎え、自分を鼓舞するために素敵なリングを購入したこともあり、今年はジュエリーとご縁があるのかなと感じました。あのリングがこのご縁を引き寄せてくれたのかもしれないと思うと、より一層大切にしたいと思いましたし、思い切って購入してよかったなと思っています。

11年前、高校生の頃に祖母が亡くなった際、祖父から祖母の形見としてネックレスを譲り受けました。とても華奢で普段使いできるネックレスで、それが人生で初めて手にしたジュエリーです。祖父も他界してしまった今は、2人のお墓参りに行く時には必ず身につけるようにしています。今日はパワーをもらいたくて、私服でつけてきました。大切な人の思いを引き継ぎながら、ジュエリーを大事にしていきたいという気持ちが改めて強くなりました。

このような素敵な賞をいただけて、本当に嬉しく思っています。ジュエリーが似合うような素敵な女性になりたいと願っていた昔の自分に教えてあげたいです。これからもいろいろな景色を見て、たくさんの経験をして、輝く未来を目指していきたい。この賞をいただいたことで、夢が広がりました。ジュエリーに負けないよう、身も心も磨いていきたい」

第36回 日本ジュエリーベストドレッサー賞 30代部門 仲里依紗さん

30代部門を受賞したのは、俳優、YouTube、ファッションなど幅広い分野で活躍する仲里依紗さん。受賞の舞台では、ルビー、ピンクサファイア、ダイヤモンドを使用した鳳凰モチーフのネックレスを中心とした豪華なジュエリーを身にまとい登場。約2000万円を超えるジュエリーを「歩く家ですね。マンションが買えますね」と冗談交じりに表現した。

仲里依紗さん|“ジュエリーは人生を確変させる存在”と語る自由なスタイル

「本当にもう背筋が伸びる思いです。こんな高価なものは人生で初めてなので、今日はとてもテンションが上がっています。

ジュエリーって、私にとってはファッションをバージョンアップさせてくれる存在で、自分の人生を確変させてくれるような、特別なものなんです。年齢を重ねるごとに、ジュエリーも少しずつ増えてきました。

今日は、このジュエリーに何を合わせようか考えて、あえてデニム素材を選びました。ジュエリーとデニムって、普通は結びつかないかもしれませんが、そういう“対極”の組み合わせが、ジュエリーの新しい見方や楽しみ方につながると思っています。

ジュエリーはハードルが高いと思われがちだけど、実はもっと自由に楽しめるもの。合わせ方によって、また違った表情を見せてくれるんです。

思い出のジュエリーは、祖父が母に初めて買ってくれた花の形のダイヤモンドリング。母の指にはもう入らなくなって、私が譲り受けました。私にとって初めてのダイヤモンドで、今も大切にしています。

登場する前に“唯一無二”と言っていただいて、本当にありがたかったです。そんな素敵なコメントをいただいたように、ジュエリーとともに人生をさらにステージアップしていけたらと思います。本当にありがとうございました」。

第36回 日本ジュエリーベストドレッサー賞 40代部門 松本若菜さん

40代部門を受賞したのは、幅広い役柄を演じ分ける実力派俳優・松本若菜さん。授賞式には、1970年代にニューヨークの熟練職人によって製作されたアンティークの一点物ブレスレットとネックレスをまとい登壇した。職人技が継承されていない貴重なブレスレットは、4500万円という逸品。

松本若菜さん|4500万円のアンティークジュエリーがもたらす品格と自信

「本当に素敵なブレスレットとネックレスで、身が引き締まる思いです。不思議な力が湧いてくるというか、ふとした仕草にも品を与えてくれて、自信を持たせてくれるような、そんな力があると実感しています。

普段からアクセサリーは好きでよく身につけていますが、ハイジュエリーはまだ自分には早いと思い込んでいました。今回実際に身につけさせていただいて、その重みを肌で感じ、自分も随分と大人になったなと感じています。

ここ2、3年、ありがたいことにさまざまな役柄を経験させていただきました。コメディからシリアスなものまで演じる中で、自分自身も人間としてステップアップできていると感じます。

『やんごとなき一族』では毎日高価なジュエリーをつける役で、本当に緊張しながら撮影していました。傷つけないか、落とさないかと不安で、撮影が終わるたびにスタイリストさんに外してもらって、ホッとしていました。

今も高価なジュエリーを身につけていて、正直、手が震えています。

このような名誉ある賞をいただき、本当に光栄です。ハイジュエリーは遠くから眺める存在でしたが、今回の受賞を通じて、いつか自分とともに歩んでくれるようなジュエリーと出会えたらという憧れが芽生えました。ジュエリーの輝きにふさわしい人間になれるよう、これからも毎日を大切に積み重ねていきたいと思います」。

第36回 日本ジュエリーベストドレッサー賞 50代部門 藤原紀香さん

50代部門を受賞したのは、女優・モデル・タレントとして長年にわたり第一線で活躍する藤原紀香さん。今回が5年ぶり2度目の受賞となった。登壇時に身に着けていたのは、ナディアによるピンクとパープルのサファイアを贅沢にあしらったネックレス(73カラット)、イヤリング、指輪のジュエリーセット。3点合計で総額7300万円にも及ぶという。

藤原紀香さん|7300万円のノーヒートサファイアで“内なる光”を表現

「このジュエリーはノーヒートのオーガニックジュエリーで、石そのもののありのままの美しさにとても感激しました。ピンクとパープルのサファイアが重なり合って、まるで水彩画のように内側から光を放ってくれる気がします。本当に素敵なジュエリーです。

大学時代に、母から誕生石のパールのネックレスとイヤリングを贈られたことを覚えています。ずっと大切にしてきました。婚約指輪も、夫の思いがこもった大切なお守りです。

40代に続き、こうしてまた呼んでいただけたことは本当に大きな喜びです。不惑を超え、知命の年代に差しかかる中で、ようやく自分らしい輝きを実感できるようになってきました。これを力に変えて、これからも頑張っていきたいです。

昔は選ばなかったジュエリーも、今つけると違う輝きを放ってくれる気がします。ジュエリーは外見だけでなく、内面を引き出してくれるもの。年齢や生き方によって、内側の光も変わっていくから、選ぶジュエリーも変わる。それがとても興味深く、楽しいことだと思います。

ジュエリーは、内側からの光を拾ってくれて、私自身を輝かせてくれる存在です。私もその内なる光を磨きながら、自分らしい輝きを大切にして、周りの方々を照らせるような存在になれるよう、これからも精進してまいります」。

第36回 日本ジュエリーベストドレッサー賞 特別賞ベストパートナー部門 庄司智春さん・藤本美貴さん

「第36回 日本ジュエリーベストドレッサー賞」では、今回から新設された特別賞「ベストパートナー部門」の第1回受賞者として、庄司智春さん・藤本美貴さんが選ばれた。結婚16年目を迎え、三児の子育てと仕事を両立しながら、愛情あふれるパートナーシップを築いてきた姿が、ジュエリーのような輝きを放つ存在として高く評価された。

庄司智春さん&藤本美貴さん|結婚16年、夫婦の絆と笑顔がきらめいた瞬間

藤本さんは、ナノテクノロジーと研磨技術を駆使した「ザ ネオファーストライト ダイヤモンド」のジュエリーを身にまとい登壇。

「“誰もが憧れるご夫婦”と紹介していただき、もったいないくらいだなと感じています。初めての『ベストパートナー部門』で受賞できて、身が引き締まる思いです。身に着けているジュエリーは、本当に可愛くて素敵ですが、4800万円と聞いてちょっと恐ろしくなってしまいました(笑)。

思い出のジュエリーは、庄司さんから初めてもらった1粒ダイヤのネックレス。あとは結婚指輪や記念の指輪も増えてきて、年月とともに思い出も積み重なっていくのが嬉しいです。

円満の秘訣は“我慢せずにたくさん話し合う”こと。文句があればちゃんと言います(笑)。ストレスは筋トレで発散してもらいながら、これからも仲良くやっていきたいです。こんな素敵な賞をいただけて本当にありがとうございました。“あのとき賞をもらってよかったね”と言えるように、これからも努力していきたいです」。

庄司さんも1280万円のネックレスを着用。

「結婚して16年。結婚当初は“離婚しそうな夫婦第2位”と言われていたのに、こんな賞をいただけて、本当にうれしいです。身につけているネックレスは1280万円。筋肉に合っていて、すごく男らしく見えると思います。筋肉とジュエリー、相性いいですね。

ジュエリーは一緒に店舗へ行き、予算を伝えながら選んでもらうスタイルです(笑)ミキティのためならリボ払いで買います。

文句はありますが、それを夜にちゃんと聞く時間をとっています。子どもが寝たあとに話をして、改善できることはしていく。そのあと筋トレでストレス発散します。

この場に立てて本当に光栄です。場違いかもしれませんが、一言だけ…“ミキティー!、ジュエリー”」。

第36回 日本ジュエリーベストドレッサー賞 特別賞エンターテイナー部門 山田涼介さん

エンターテイナー部門には、アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」のメンバーであり、俳優・ソロアーティストとしても多方面で活躍する山田涼介さんが選出された。美しさ、実力、華やかさを兼ね備えたその存在感は「ダイヤモンドのよう」と評され、圧倒的な支持を集めての受賞となったという。山田さんは胸元にライオンをモチーフにしたダイヤモンドのブローチ(1500万円)と、3250万円のネックレスを着用して登場した。

山田涼介さん|“嘘をつかず挑戦を” ジュエリーとともに届けるエンタメの力

「すごく重厚感があって、つける時にはドキドキしました。

僕の仕事のスタイルは、自分に嘘をつかずにやりたいことを全部やるというもの。そこに楽しさがあるし、自分のエンタメ力を信じているので、常にやりたいことに挑戦しています。

誰も開けたことのない扉を開くのが好きで、そこにワクワクを感じるんです。新しいことにチャレンジするのが大好きです。

ジュエリーは、パッと見て“これを買う”と一瞬で決めています。インスピレーションで選ぶので、特にルールやこだわりはありません。縁とか運命みたいなもので選んでいます。

初めてのジュエリーは、10代の頃にロサンゼルスで買ったティファニーのネックレス。10万円くらいだったと思うけど、震えながら買ったのをよく覚えています。今でも大事にしています。

このような素敵な賞をいただけて本当に光栄です。ジュエリーの魅力を通して、もっと多くの方に輝きを届けられるよう、これからも自分なりのエンターテインメントを発信していきたいと思います」。

「第36回 日本ジュエリーベストドレッサー賞」表彰式©zoomupcollection

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