アシックス、アジアパラリンピック委員会と公式サプライヤー契約 2026年愛知・名古屋大会を支援

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アシックスは、アジアパラリンピック委員会(APC)と公式サプライヤー契約を結んだ。契約期間は2026年12月31日までで、2026年に愛知・名古屋で開かれる第5回アジアパラ競技大会を含む大会運営を支援する。

スポーツウエアやシューズを提供 パラスポーツ認知拡大にも連携

アシックスは、同大会において、APCのスタッフが使用するスポーツウエアやシューズ、アクセサリー類を提供する。また、パラスポーツの認知度を高め、包摂的なスポーツコミュニティの形成をめざし、マーケティングやブランド施策、デジタルコンテンツの共同開発にも取り組む。

継続的な支援実績が評価 アジア全域の共生社会づくりへ

今回の契約は、アシックスがパラスポーツを含むスポーツ界の発展や共生社会の実現に向けた活動を長年続けてきたことが評価され、信頼を得たことから実現したもの。

国内パラ団体やデフリンピック支援でも幅広く活動

アシックスは、多様な背景や特性を持つすべてのアスリートが競技に取り組める社会の実現を目指し、競技振興にも力を入れている。公益財団法人日本パラスポーツ協会、日本パラリンピック委員会、一般社団法人日本パラ陸上競技連盟のオフィシャルパートナーを務め、一般社団法人日本デフ陸上競技協会とはオフィシャルトップパートナー契約を結んでいる。

さらに、2025年11月に東京で開かれる第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025(主催:国際ろう者スポーツ委員会〈ICSD=International Committee of Sports for the Deaf〉)では、トータルサポートメンバーとして大会を支援する。

アジアパラリンピック委員会のタレック・ソウエイ最高経営責任者は「今回の契約は、アジア全体のパラアスリートのすばらしい成果を支え、引き立てるための大きな一歩です。アシックスは、世界水準の製品を提供するだけでなく、パラリンピック運動に対して深い理解を示しています。私たちは、地域におけるパラスポーツの成長と認知を促進する新たな機会を、アシックスとともに創出できることを楽しみにしています」とコメントしている。

アシックスの廣田康人会長兼最高経営責任者は「アジアパラリンピック委員会と公式サプライヤー契約を結び、日本で初めて開催されるアジアパラ競技大会を支援できることを、大変うれしく思います。委員会と連携し、多様性や創意工夫に満ちたパラスポーツの価値や、無限の可能性を体現するパラアスリートの魅力を世界に発信し、一人でも多くの方に勇気と希望を届けられるよう尽力します」と述べている。

■第5回アジアパラ競技大会(2026年・愛知・名古屋)概要

開催期間:2026年10月18日~24日(7日間)
参加国・地域:45
参加者数:約4000人(各国選手団など)
公式サイト:https://www.asianparagames-2026.org/

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