アシックス、TEAM JAPANのゴールドパートナーに2028年末まで継続決定　2026年ミラノ冬季大会などを支援

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JOC・JPCと契約延長　アスリート支援と持続可能な開発を推進

アシックスは、日本オリンピック委員会（JOC）と日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会（JPC）と、TEAM JAPANのパートナーシップ契約を結んだ。契約期間は2028年12月31日までで、スポーツ用品のカテゴリーのTEAM JAPANのゴールドパートナーおよびオフィシャルパートナーとして、製品提供や選手支援、広報活動を通じて国際大会を支える。

「パフォーマンスとサステナビリティの両立」目指す製品開発

今回の契約は、日本発祥のスポーツ用品ブランドとして、アシックスが長年にわたりスポーツ界の発展や共生社会の実現に取り組んできたことが評価されたもの。今後は、2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピック・パラリンピックをはじめとする国際競技大会に出場するTEAM JAPANに対し、「パフォーマンスとサステナビリティの両立」を追求した製品を開発・提供するほか、アスリートやスタッフへの支援を続ける。

TEAM JAPAN応援文化の継承と発展へ　JOC・JPCのビジョンに賛同

また、「する人」「みる人」「ささえる人」を含めたすべての人がスポーツに触れる機会を広げることで、スポーツの社会的意義を発信し、人々や社会を勇気づける取り組みにも力を入れる。JOCが掲げる「JOC Vision 2064」や、JPCの「JPC戦略計画」に沿い、2020年東京オリンピック・パラリンピックで育まれた応援文化をさらに盛り上げ、スポーツを通じて多様性に富んだ共生社会の実現をめざす。

創業哲学「健全な身体に健全な精神があれかし（Anima Sana In Corpore Sano）」の理念のもと、サステナビリティやダイバーシティを軸とした製品開発、キャンペーン、啓発活動にも取り組む。スポーツアパレルやシューズなどの公式ライセンス商品の販売、TEAM JAPANと連携したマーケティング活動を通じて、JOC・JPCとともにブランドイメージの向上も図る。

JOC副会長の三屋裕子さんは「日本を代表するスポーツ用品ブランドであるアシックスに、引き続きゴールドパートナーとしてTEAM JAPANを支援していただけることを大変うれしく思う。社会がこれまでにないスピードで大きく変化する中で、スポーツが果たす社会的な役割はますます重要になっている。来年に控える2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピック、そしてその先に向けて、アシックスとアスリートの皆さんとともに、スポーツの力を社会の力にしていけるよう歩みを進めていきたい」と述べた。

JPC会長の森和之さんは「TEAM JAPANのオフィシャルスポーツウエアをオリンピック・パラリンピックともに共通のデザインとする取り組みに尽力し、障がいの有無にかかわらず、誰もが着脱しやすいよう工夫を重ねていただいている。アシックスとともに、2026年ミラノ・コルティナ冬季パラリンピックをはじめ、その先の大会でのTEAM JAPANの活躍に向けて、アスリートを支援していく」と話している。

アシックス代表取締役社長COOの富永満之さんは「2020年東京オリンピック・パラリンピック、2024年パリオリンピック・パラリンピックに続き、TEAM JAPANを支援できることを大変光栄に思う。TEAM JAPANへのさらなる支援に尽力しながら、日本オリンピック委員会、日本パラリンピック委員会とともに、相互理解や挑戦する勇気、夢や目標を育むといったスポーツがもつ価値や可能性を広く社会に発信し、多様性に富んだ共生社会の実現に向けて取り組んでいく」と述べた。