コス(COS)がアテネでランウェイショーを開催。2025年春夏コレクションを発表

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ロンドン発のファッションブランド、コス(COS)は2025年4月2日、ギリシャ・アテネでブランド初となるランウェイショーを開催し、2025年春夏コレクションを発表した。会場には、パルテノン神殿やアクロポリスのエレクティオン神殿にも使われた大理石が採掘されたディオニソス大理石採石場が選ばれ、彫刻的なラインとクリーンなミニマリズムを特徴とする同コレクションの世界観を際立たせた。Photos: Courtesy of COS

ショーでは、鋼鉄の階段や洞窟の内外をループ状に歩く演出のなかで、35体のルックが披露された。大理石に囲まれた空間の中、剛性と流動性、強さと柔らかさという相反する要素の対話を表現した。

今シーズンのコレクションは、クラフトマンシップに重点を置き、精密なカッティングやブランドを象徴するディテールの探求がなされた。ウィメンズでは、柔らかく彫刻的なシルエットとドレープを用いた創造的な表現が展開され、テーラリングは既成概念にとらわれない自由な感性で再構築された。

ウィメンズのメインピースでは、カスケードのように流れる生地や透け感のある素材が用いられ、体の輪郭をほのかに浮かび上がらせながら軽やかに動く。こうした要素は、スタンドの上で施されたドレープによって、彫刻的にねじれた女性らしいシルエットを形成している。足元は、ポインテッドスエードミュール、クラシックなバレリーナシューズ、ミニマルなニットソックブーツで構成された。

メンズでは、シンプルかつ機能的なユーティリティスタイルを中心に、実用的なディテールを取り入れた。ノースリーブのテーラリングや、気取らないエレガンスを感じさせるシルクセット、バミューダショーツなどが展開され、軽やかな夏用レザージャケットは、柔らかいリブテクスチャーのエッセンシャルアイテムの上に重ねられ、現代的な印象を与えた。シューズには、柔らかいレザーサンダルやミュールローファーが合わせられた。

今季のルックには、ルネサンス絵画から着想を得た独自の大理石模様のプリントも登場。花のつぼみをレンズに押し付けて作られたプリントは、繊細なディテールと柔らかなぼかしによって表現されている。

カラーパレットは、オフホワイトや温かみのあるアースカラー、深みのあるブラウンを基調に、くすんだブルーからネイビーへとグラデーションが移り変わる構成。ウィメンズではテラコッタが加わり、コレクション全体に明るさを添えている。

品質と耐久性は、今季もコスのコレクションにおける核となっている。可変性のあるシルエットによって、理想的なフィット感を実現した。素材面では、農地や従来の灌漑を使用せず、屋内で水分と栄養素を管理して育てられる「マテラハイドロポニックコットン」が用いられ、これを使った2種類のクラシックな白いシャツが発表された。

同コレクションは、全国のコス店舗(※一部店舗を除く)および公式オンラインストアで販売される。

コス(COS)2025年春夏コレクションLOOK

コス(COS)2025年春夏コレクションDETAIL

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