アンダーカバー（Undercover）は、2025／2026年秋冬パリコレクションの2日目の3月4日、サル・ワグラムで2025／2026年秋冬コレクションを発表した。Photos: Courtesy of Undercover
ブランド創設35周年を迎えたアンダーカバー。今シーズンはこれを記念し、デザイナーの高橋盾が過去のコレクションの中から、2004／2005年秋冬「But Beautiful: Part Parasitic, Part Stuffed」をベストコレクションとして選び、現代の視点から再解釈。新たなコレクション「But Beautiful 4: Undercover 35th Anniversary Special Collection」として発表した。
2004／2005年秋冬コレクションでは、フランスのぬいぐるみ作家アンヌ＝ヴァレリー・デュポン（Anne-Valérie Dupond）の独創的な作品と、アメリカのミュージシャン、パティ・スミス（Patti Smith）のスタイルから着想を得たデザインを発表している。
今回の2025／2026年秋冬コレクションでは、そのコンセプトをベースに、現代の時代感と大人のカジュアルスタイルを取り入れ、新たな解釈で再構築。単なるリメイクではなく、オリジナルのエッセンスを保ちながら、アップデートされたコレクションとして生まれ変わった。
リリース
高橋盾はリリースで以下のように書いている。
今回の2025／2026年秋冬コレクションは、アンダーカバー（UNDERCOVER）の35周年記念のコレクションです。
そこで私は、これまでのすべてのコレクションの中からベストコレクションを選んでみました。
そのコレクションは、2004／2005年秋冬 “But Beautiful Part Parasitic Part Stuffed” です。
フランスのぬいぐるみ作家 アンヌ＝ヴァレリー・デュポン（Anne-Valérie Dupond） の独創的なぬいぐるみと、パティ・スミス（Patti Smith） のスタイルからインスピレーションを得たコレクションでした。
パティ・スミスがぬいぐるみのような手作り感満載の服を着ていたら、という発想のもと、試行錯誤して作り上げたデザインでした。
今回私は、この私的ベストコレクションを、当時から20年経った今、現代の時代感と大人のカジュアルスタイルを中心に生まれ変わらせよう というのがテーマです。
ただのリメイクではない、新たなコレクションになったと思っています。お楽しみください。
アンダーカバー（Undercover）2025／2026年秋冬コレクションLOOK
アンダーカバー（Undercover）2025／2026年秋冬コレクションDETAIL
