Photos: Courtesy of ONWARD-KASHIYAMA
オンワード樫山が展開するレディースブランド「23区」は2024年11月28日、ラフォーレミュージアム原宿で、毎年好評の「シレータフタダウン」と「カシミヤブレンドニット」の新作アイテムを紹介する「遊勤コーデ」ランウェイ発表会を開催した。当日は、柔道家の角田夏実選手、元バレーボール女子日本代表の古賀紗理那さん、元新体操日本代表の畠山愛理さん、元スピードスケート選手の髙木菜那さんの4人が登場し、「遊勤コーデ」を着用してランウェイを歩いた。また、トークセッションも行われた。
「23区」は、定番シリーズ「シレータフタダウン」と「カシミヤブレンドニット」を使用した冬の新しい通勤スタイル「遊勤コーデ」を提案し、アスリート4人をモデルに起用した交通広告やYouTube動画などを、SNSを通じて発信している。
ランウェイでは、古賀さんがバレーボールを片手に持って登場し、クールな表情でポーズを決めた。角田選手は道着を着るようにダウンを羽織る動きを見せ、柔道の構えを彷彿とさせるポージングを披露した。畠山さんはリボンを片手に、現役時代と変わらない凛とした佇まいで、高速回転する美しいリボンの舞を披露。髙木さんは競技中に使用していたサングラスを手に持ち、キュートな笑顔を見せながらリラックスした表情で歩いた。
トークセッションでは、ランウェイデビューについて「緊張した」と口を揃えた4人。畠山さんは「リボンを持ってのランウェイは初めてです。新体操も人に見てもらう競技なので、どう身体を動かすとどう見えるかという点では、モデルと共通する部分があると感じました。このダウンは動きやすく、リボンも回しやすかったです」と笑顔を見せた。
角田選手は「歩き方が柔道家っぽくならないように、何度も練習しました。柔道着の帯を締めるような戦闘モードの表情になっていたと思います。筋肉量が多いので肩幅が気になりますが、このダウンは光沢があって上品に見えますし、自宅で洗濯できるのが魅力的です。気になる部分を隠しながら、シルエットが美しく見えるので嬉しいです」と話した。
古賀さんは「貴重な経験を楽しみました。トップバッターだと知ったのは今日で、『じゃんけんで決めません?』と言ったのですが(笑)、そのままトップバッターを務めました。寒くなると肩が凝るのですが、ロングダウンなのに軽く、撥水加工もあるので、これからもっと寒くなる雪の日にも着たいです。おしゃれと機能性のどちらも叶えられるのは画期的です」と語った。
髙木さんは「自分がランウェイを歩けるとは思っていなかったので、嬉しかったです。氷上とは違い、これほど多くのカメラに撮られることがないので、感慨深く思います。雪国では室内が暖かいので、ダウンとニットのみで薄着になることが多いです。軽くて暖かいダウンや、一枚でかわいいニットは、雪国の人にとって取り入れやすいですね」と述べた。
また、アスリートをモデルとして起用した理由について、取締役常務執行役員第1カンパニー長の小林一仁さんは、「『遊勤コーデ』の提案は、着膨れしがちな冬でも美しいシルエットと、心まで軽やかになるカラーリングで、いつもの通勤服に遊び心をもたらすことをコンセプトとしています。この提案を世の中にインパクトを持って伝えるため、ブランドとして初めてアスリートを起用しました。本当にチャレンジングでしたが、競技を通じて日本中に勇気を与えてくれた多くのアスリートの中から、今回ご縁があり、夢のような組み合わせの4人にモデルとしてデビューしていただくことになり、大変嬉しく思います」と説明した。
第1カンパニー23区DIV.長部長の佐野康博さんは「冬場の通勤服のお悩みを、美しいシルエットと心が軽くなるカラーリングというポイントで解決していきたいと考えています。通勤シーンのカジュアル化が進む中で、『オフィスに何を着て行ったらいいかわからない』『仕事後のプライベートもそのまま楽しみたい』というニーズに対し、シーンを選ばない美しく機能的な商品と『遊勤コーデ』で、多くの人のライフシーンを支え、大切な1日をファッションの力でサポートしたいと思います」と話した。
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