ジュリ ケーゲル（Julie Kegels）は、2025年春夏パリコレクション1日目の9月23日、パリのラ・レジタンス・ドゥ・ラ・ミュエットで2025年春夏コレクションを発表した。テーマは「ブールヴァールからビーチへ」。Photos: Courtesy of Julie Kegels
ベルギー出身で、アントワープ王立美術アカデミーを卒業したジュリ・ケーゲル。自身のブランドのセカンドコレクションとなる今回は、パリ16区にある美しい庭園で開催されたプールパーティで披露された。
同ブランドは今回のコレクションについて、以下のように説明している。
2025年春夏コレクションは、ヨーロッパのブルジョワジーが持つ洗練された感性と、カリフォルニアの自由気ままな精神にインスパイアされ、エレガンスとサーフカルチャーがシームレスに融合している。
ジュリ ケーゲルは、ラグジュアリーと自由でノスタルジックな美学を見事に融合させ、華やかさとエフォートレスなクールさの間を対話させ作り上げた。夕暮れの太陽が照らすプールサイドで、ゲストたちがカクテルを楽しむ中、サテンの服は液体のように輝きを放ち、モデルたちはしっかりと編み込まれたスキューバのトップスやスイムウェアの要素を取り入れたシルクのドレスを披露した。Tシャツには濡れたビキニのような柄がプリントされ、伝統的なアーガイル柄やハワイアン・フラワー柄は、夢のようにぼやけた効果で再解釈され、終わりのない夏の日を思い起こさせる。
プレゼンテーションでは、洗練されたテーラリングやビジネスにインスパイアされたスーツ、クラシックなフレンチ・ツイードのアンサンブルが新たに解釈されて登場した。一方で、ビーチサイドの魅力を感じさせるディテールや、白鳥の形をしたタオルの折り紙のようなユーモアあふれる要素も取り入れている。これらのコントラストに、大胆なアクセサリーやブラストラップサンダル、クラシックなフラッシュレンズのアビエーターサングラスが加わり、2012年の夏を思い起こすような、少し時代遅れの枠を、気の利いたエレガント要素からサーフカルチャーへと再構築している。
ジュリ ケーゲル（Julie Kegels）2025年春夏コレクションLOOK
クレジット
CreativeDirection:JulieKegels
Styling:Jamie-MareeShipton
Scenography:NoëmiOrgaer
MakeUp:AnthonyPreel
Hair:LouisGhewy
Casting:MonikaDomarke
Press:MarineFourié,HannaK.OF
