アシックスが新時代のバーチャルスポーツ「DISC」を開発。革新的なVR技術を活用

  • URLをコピーしました!
Pocket

アシックスが次世代のスポーツ「DISC(ディスク)」を発表

アシックス(本社・神戸市、社長・富永満之)は、デジタル技術を活用したバーチャルスポーツ「DISC(ディスク)」を開発したと発表した。仮想現実(VR)および複合現実(MR)を駆使し、デジタルとスポーツ、フィットネスを融合させた新たな取り組みとなるもの。発売日は近日中に正式発表される予定だ。

革新的なデジタル技術がスポーツとの関わりをより深めている中で、同社は「心身の健康をサポートするバーチャルスポーツ」をコンセプトにした新たなeスポーツを提案している。

「DISC(ディスク)」の特徴と開発背景:運動経験者も初心者も楽しめるスポーツ文化の醸成

「DISC」は、運動経験の有無にかかわらず、誰もが楽しめる新しいスポーツ文化を創造したいとの思いで企画されたもので、VRヘッドセットを用いる。アシックスが長年培ってきたスポーツ科学とデジタル技術を活かし、バーチャル空間でのスポーツ体験を進化させ、独自の競技性をもたせながら運動意欲を高める工夫が施されている。

また、プレーヤーの身体能力や戦略思考が求められるバーチャルスポーツとして設計しており、将来的には国際大会の開催も目指している。

「DISC(ディスク)」の開発を支える企業とパートナーシップ

今回のプロジェクトは、アシックスの投資子会社アシックス・ベンチャーズ(本社・兵庫県神戸市、社長・母里明陽)と、ソーシャルテクノロジー企業のメタ・プラットフォームズ(本社・米カリフォルニア州、CEO・マーク・ザッカーバーグ)、およびミッシング・ピース(本社・米ニューヨーク州、マネージングパートナー・ブライアン・ラット、ケイト・オッペンハイム、アリ・クシュニア)との共同投資によって実現した。3社の協働で開発を進めている。

アシックスのデジタル戦略:「デジタルドリブンカンパニー」を目指す取り組み

アシックスは「健全な身体に健全な精神があれかし」を創業哲学とし、「スポーツで培った知的技術により、質の高いライフスタイルを創造すること」をビジョンに掲げている。また、さらなる成長を目指して、デジタルを軸にサービスを強化し「デジタルドリブンカンパニー」になることを企業戦略として掲げている。今後も、同社がもつ知見とデジタル技術を活用し、世界中の人々の心身の健康向上に貢献する製品やサービスの提供を推進していく方針だ。

「DISC」に関する最新情報は、特設サイトおよびコミュニケーションアプリ「ディスコード」上に開設されたコミュニティサイトで随時発信される。

「DISC(ディスク)」が目指す未来

アシックス・ベンチャーズ DISCプロジェクトリーダーのジョー・ペース氏は、「DISCは、スポーツの力で世界中の人々がつながりながら成長できる新しい体験です。スポーツが心身に与える貢献や、最高の能力を引き出す方法は、長年かけて進化してきましたが、メタのVRやMRのコミュニティと連携することで、新しいスポーツの形をさらに発展させていきます」とコメントしている。

特設サイト:https://disc.asics.com
ディスコード上のコミュニティサイト:https://discord.gg/playdiscvr

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!