「日比谷フェスティバル2024(Hibiya Festival 2024)」ナイトショー「光のダンスナイト 2024」先行取材会が4月25日、東京ミッドタウン日比谷の日比谷ステップ広場で行われた。「光のダンスナイト」は、エンターテインメントと最先端技術を融合したクリエイティブ集団「MPLUSPLUS DANCERS」(エムプラスプラス ダンサーズ)によるパフォーマンスステージ。昨年初めて開催され、大好評だったことから今年も行われることとなった。2回目となった今回は日比谷フェスティバルオリジナルな演目が誕生。「ダンス」、「新体操」、「カラーガード」という3つのジャンルのパフォーマーがそれぞれの特性を活(い)かしたパフォーマンス にテクノロジーを融合した新しい光のエンターテイメントを披露した。Text & Photo : Shinichi Higuchi(樋口真一)
「日比谷フェスティバル」は、日本が誇る舞台芸術のショーケース「ステップショー」、エンターテインメントと最先端技術が融合したナイトショー「光のダンスナイト」、街中の様々な場所がステージになる「まちなか劇場」、エンターテインメントを通じて様々なことが学べる「カンゲキ学校」など、様々なジャンルのエンターテインメントを体感できるフェスティバル。
ショーは布面にLEDがきらめく横2.5メートル、縦1.6メートルの「特大LED FLAG」を使ったパフォーマンスからスタート。また、前回はダンサー5人がパフォーマンスを行ったが、今回はテクノロジーとダンスを掛け合わせたダンスチーム「D-Classics(ディー クラシック)」のパフォーマンスとともに、新体操×ダンスをテーマに活動する「teamECRiN(チームエクリン)」と、カラーガードチーム「Via Colorguard(ヴィア カラーガード)」による演目も紹介した。
パフォーマンス終了後には観客も参加できるグリーティングタイムを実施。パフォーマーが使用している最新のテクノロジーを駆使したプロダクトに触れ、観客と一体となってパフォーマンスを体験できる。パフォーマーと写真や動画も撮ることも可能だ。
team ECRiNのAIMIさんは「競技にとどまらず、エンターテインメントの世界でも新体操を広げていくことができるんじゃないかという思いからこのチームを立ち上げました。今回の作品は日本の和を テーマに、新体操の種具と扇子を用いた作品を作らせていただきました」とあいさつ。
Via ColorguardのTUNAさんは「カラーガードを見るのは、音楽隊やパレードなど、吹奏楽と一緒のことが多いと思いますが、本場アメリカでは競技としても盛り上がってます。パフォーマンスは芸術性にもあふれています。 今回の演技ではブラックとブレードを使い、さわやかな風や統一美を表現しました」と話した。
「MPLUSPLUS DANCERS」ディレクターのSHIRASUさんは「旗には応援やエールを送る意味がありますがテクノロジーの力を使って、より表現を拡張し、大きなパワーに変えて、皆さんにお届けできるようなパフォーマンスを作りました。4月1日から新体制として、ダンス、新体操、 カラーガード、3ジャルが混合したパフォーマンスチームとなりました。目標は世界で通用するようになること。チームとして世界に名をとかせることです。本日、この場所で初陣を切れたことにすごく感謝しています」と意気込みを語った。
なお、東京ミッドタウン日比谷では、4月25日から5月26日まで、大海老に季節の白海老、桜海老、王道の海老天、それらと相対するソフトシェルクラブとズワイ蟹(がに)爪の天ぷらを盛り付けた天丼セット「海老蟹合戦天丼」(天ぷら 天寅 2,800円※1日10食限定)や、サーロインステーキとオリジナルスパイスで漬け込んだグリルチキン、赤海老の香草グリルという人気メニューを詰め込んだ「ギャザリングプラッター」(BROOKLYN CITY GRILL 2,900円※1日10食限定)など、レストラン&カフェでもお店のいち推しをひとつのメニューで楽しめるエンタメグルメも提供している。
■日比谷フェスティバル2024ナイトショー「光のダンスナイト 2024」概要
場所:日比谷ステップ広場 (雨天中止)
期間:4月27日(土)、29日(月・祝)、5月4日(土・祝)、5日(日・祝)、6日(月・祝)
時間:各日1回目/18:30~19:00、2回目/19:30~20:00
料金:無料
客席:自由観覧/入退場自由
「MPLUSPLUS DANCERS」(エムプラスプラス ダンサーズ)
アートからインスタレーションまで様々な領域の未来を創出するクリエイティブ集団「MPLUSPLUS DANCERS」。無線デバイスの基板やプロダクトを作成。生み出されたLED Props(小道具)を用いて演出やパフォーマンスを行っている。様々なジャンルのバックボーンを持つ個人が集結することで表現の幅は大きく広がり、東京ドームで開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のオープニングセレモニーのパフオーマンスをはじめ、AGT(America’s Got Talent)準決勝進出を果たしたことで世界的なイベントや企業からの案件にも多数出演している。