株式会社デサント小関秀一社長2023年年頭所感

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株式会社デサント小関秀一社長2023年新年挨拶

年頭にあたり謹んで新年の御挨拶を申し上げます。2022年を思い返してみると、冬季オリンピックで『デサント』のウエアを着用した選手が計35個ものメダルを獲得し、当社のモノづくりの力を実感するスタートを切り各地でのスポーツ大会の開催も復活も合わせスポーツが持つポジティブな力が発揮された1年だったと感じています。一方で、中国では新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)の再拡大に加え、ロシア・ウクライナ問題による原料高やエネルギー価格の上昇、また為替も大きく変動し、先を見通すことが更に難しくなりました。そういう環境下でも我々の主要事業エリアである日本・韓国・中国でバランスよく収益をあげるという成果を着実に出すことができた1年でした。

日本事業では「ブランディング」に注力

2023年は、日本事業においては「ブランディング」に注力します。各ブランドの商品価値と価格帯を再整理し、スポーツ競技におけるトップアスリートとの開発を軸にお客様目線で商品開発をすすめ、その価値をぶらさずしっかりお客様にお届けします。自社工場にも投資し、当社の競争力の根源である「モノづくり」の力を高めます。各々のブランド力や商品の品位、売場の見せ方、接客サービスすべてを高め、直営店・EC を中心に DTC 事業の売上構成比率55パーセントの達成を目指します。

韓国では、「デサント」ブランドではショップイメージを一新し、若い世代が入りやすい店づくりに舵を切っており、「アンブロ」は MZ世代に支持されるブランドとしてのポジション確立を目指します。合わせて日本の「モノづくり」ノウハウを活用し、改めて機能性で差別化できるブランディングを実施し、新しいお客様を捉え、利益率を高めていきます。

中国事業は、2022年はコロナの影響を継続的に受けましたが、今年はそれも緩和すると想定していますので、自社運営に切り替えた2つのブランドで日本・韓国との連携を強め、「ルコックスポルティフ」はリブランディングを実行、「アリーナ」は売上拡大を目指します。「デサント」も更なる成長を見込んでいます。

今年は中期経営計画“D-Summit 2023”の最終年度ですので、日本・韓国・中国の 3 本柱経営の安定化に加え、皆様に新たな成長を御期待いただけるよう、投資も実行し、着実にかつ積極的に事業展開を実行してまいります。

◆お客様からのお問い合わせ デサントジャパン株式会社 お客様相談室 0120-46-0310

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