「恋人の聖地 第3回 地域活性化大賞」授賞式と「第16回 恋人の聖地 全国プロポーズの言葉コンテスト®2022」の審査発表が11月15日、東京・表参道の青山セントグレース大聖堂で行われ、タレントで恋人の聖地親善大使のIMALUさん、ファッションデザイナーの桂由美さん、華道家の假屋崎省吾さんがゲストとして出席した。Text & Photo : Shinichi Higuchi(樋口真一)
「恋人の聖地 地域活性化大賞」は全国の地方自治体、団体の「恋」「恋愛」をテーマとして地方創生事業を発展させた成功事例や、全国各地の地域資源を活用した特徴のある取り組みの成功事例を募集、表彰するもの。エコツーリズムの推進とともに各地のSDGsに即したサスティナブルツーリズムへの取り組みをテーマにした本年は12団体を表彰。大阪府泉南市が「地域活性化大賞」を授賞した。また、宮城県松島離宮が「JTB賞」を授賞。大阪府泉南市が「観光庁長官賞」、長野県白馬村が「環境大臣賞」に、それぞれ選ばれた。「審査員特別賞」は長野県須坂市と志摩市渡鹿野旅館組合に決まった。当日は恋人の聖地、サテライトへの銘板授与式も行われた。
また、「プロポーズの言葉コンテスト®」は、地域活性化支援センターが「少子化対策への貢献」を目的に 2007年から毎年6月第1日曜日の「プロポーズの日」にちなんで開催しているもの。今年は応募総数8024点の中から事前審査により14点が選ばれ、当日行われた最終審査で住谷渉さんの「人生のフルマラソン、ぼくと併走してくれないか?」が最優秀賞に選ばれた。住谷渉さんは「全く予想していなかったので、びっくりしました。結婚して20年以上たっているのですが、久しぶりにプロポーズした当時のことを思い出しました」と喜びを語った。また、中山優美さんと山本譲城さんが、それぞれ特別賞を受賞した。
IMALUさんは今回の「プロポーズの言葉コンテスト®」について「毎年拝見させていただいていますが、2人のプライベートな空間で伝えた気持ちやプロポーズの言葉をこういう場で披露するのはすごく緊張されると思います。みなさんそれぞれ個性豊かな言葉で。エピソード内容を聞き、シチュエーションを想像しながら聞いていましたが、今年も素敵な言葉がたくさん聞けて、とても楽しかったです」と語った。
また、終了後のインタビューで、ブライダルの現状について、桂さんは「結婚の仕方は人それぞれでいいし、結婚式が多様化するのもいいと思いますが、結婚しない、結婚式をしないのは心配です。みなさんに考えてほしい」。假屋崎さんは「だんだん戻ってきていますし、嘆いていても始まらない。記念写真だけでもというカップルが多くなっても花は必要なので、地道に良さを普及させています」とコメント。
一方、自身のプロポーズについて聞かれたIMALUさんは「海が好きなのできれいな海がいいなと思っています。今、パートナーはいるんですけど、まだ結婚というところにはいっていません」とした上で、「今のパートナーの方はテレビ業界に詳しくないので、すごく楽ですね。そういう人で良かったと思ってます」などと話した。