アシックスジャパンは、陸上競技日本代表の新しいオフィシャルウエアを発表した。日本陸上競技連盟とのオフィシャルパートナー契約に基づき、シングレットや競技特性にあわせた各種ユニホーム、試合前のウオーミングアップ、開会式や表彰式などで着用するウエアなど全35アイテムを作製したもの。第18回世界陸上競技選手権大会（2022／オレゴン）などで日本代表が着用する。
「イン ザ ゾーン（IN THE ZONE）」をコンセプトにした今回の新しいオフィシャルウエア。アスリートが様々な動作で感じる不具合や不快感を取り除くことで、より競技に集中し、優れたパフォーマンスを発揮できるよう設計している。
デザインは頂上（CHOJO）を意味するアシックスの新デザイン「シージェーライン（CJ LINE）」を新たなグラフィックとして採用。アスリート一人一人が目指す「頂」や「志」を表現している。キーカラーには2015年から日本の存在感とチーム力を示すカラーとして使用している「サンライズレッド」を継続している。
機能については、コンセプトに沿って、「ライトウェイト（Light weight）」「コンフォート（Comfort）」「ブリーザビリティ（Breathability）」の3つのテーマを設け、選手が最高のパフォーマンスを実現できるよう機能性を高めた。
短距離などのシングレットは軽量性を追求。アシックス陸上ウエアとしてはこれまでで最も軽い約51グラム（Lサイズ）を実現した。前見頃の生地にはっ水加工を行うことで生地への汗吸収を抑えるなど、競技中にウエアが重くなりにくい仕様になっている。また、アシックススポーツ工学研究所の動作シミュレーションに基づいた深い袖ぐり設計により、肩甲骨や肩まわりの不快感を軽減している。
一方、マラソン、競歩などのシングレットは、「アシックスボディサーモマッピング」に基づき、体温が上昇しやすい場所を特定し、湿度を効果的に下げるようにした独自の機能構造「アクティブリーズ（ACTIBREEZE）」を搭載。また、糸にはっ水加工を行うことで生地の汗吸収を抑え、肌への張り付きやべたつきを減らすとともに、1枚のパーツで作製することで縫製箇所を少なくし、さらなる軽量化を追求した。さらに、アシックススポーツ工学研究所の動作シミュレーションに基づいた深い袖ぐり設計によって、肩甲骨や肩まわりの不快感を軽減している。
全アイテムのうち23アイテムにリサイクル素材を使用するなど、サステナビリティにも配慮した。
また、陸上競技日本代表選手が使用する新しいオフィシャルウエアのレプリカ商品、および同じデザインを取り入れた応援Ｔシャツ・タオルなどを、7月中旬からアシックスオンラインストア、アシックス原宿フラッグシップ、アシックスラン東京丸の内、アシックス大阪心斎橋、アシックスストア大阪、全国のスポーツ用品店などで順次発売する。価格は陸上日本代表オーセンティックアクティブリーズジャケット1万5000円、シングレット1万3000円、半袖シャツ1万1000円、陸上日本代表レプリカ半袖シャツ4900円、陸上日本代表応援半袖シャツ3900円、陸上日本代表応援タオル2200円、陸上日本代表3WAYポーチ5500円（価格はすべて税込）。
