第59回モーダ・イタリア展と第69回シューズ・フロム・イタリー展。記者発表会にはベネデッティ駐日イタリア大使も出席

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ジャンルイジ・ベネデッティ駐日イタリア大使

第59回モーダ・イタリア展(Moda Italia 59th)と第69回シューズ・フロム・イタリー展(Shoes from Italy 69th)2022/2023秋冬コレクションが開幕し、きょう2月10日まで、ベルサール渋谷ガーデンで開催されている。初日2月8日には第59回モーダ・イタリア/第69回シューズ・フロム・イタリー合同記者発表会が行われ、ジャンルイジ・ベネデッティ駐日イタリア大使も出席した。Text & Photo : Shinichi Higuchi(樋口真一)

開会式に来場し、会場を内覧したベネデッティ駐日イタリア大使は「ファッションや皮革製品はイタリアにとって非常に重要。イタリアのファッション業界の対日輸出はイタリアの輸出全体の19パーセントを占めている。コロナの影響でファッション業界も非常に厳しい状況だが、回復すると期待している。イタリアのファッションは美しさやスタイルで注目されているが、イタリアファッション成功の要因の1つとして素材やイノベーションがあるのは間違いない。イタリアのファッションは革新的で独創的だ。これからもイタリアの産業をけん引し、日本での市場を拡大していくと確信している」とコメント。

イタリア大使館貿易促進部のエリカ・ディ・ジョバンカルロ部長は「イタリアは日本への衣類の輸出相手国としては中国、ベトナム、バングラデシュ、カンボジア、インドネシアに続く6位でシェアは3パーセント。だが、西洋諸国の中では1位。レザー、皮革製品については2位でシェアは20.5パーセント。1位は中国だが、中国からの輸入が前年比2パーセント増に対してイタリアからの輸入は11.5パーセント増となっている。際立っているのはシューズ部門。特にレザーシューズは絶対的で、日本への輸出のうち35パーセントを占めている。2021年は4パーセント増となった」とイタリア製品の優位性を強調。その上で、「モーダ・イタリアとシューズ・フロム・イタリーを日本の皆さんにイタリアのハイクオリティな商品を、更に知ってもらえるような場所にしていきたい」とアピールした。

また、会見ではイタリアの創造性や才能を紹介するキャンペーンビデオ「イタリー イズ シンプリー エクストラオーディナリー ビー イット(Italy is simply extraordinary : be it)」も紹介した。キャンペーンビデオはクリエーティビティ、イノベーション、伝統、情熱、スタイル、ダイバーシティからイタリアを紹介。日本のコーナーもあり、日本へのプレゼンテーションの中には日本語での紹介もあり、サイトは8月まで見ることが出来る。

Italy is simply extraordinary : be it サイト https://madeinitaly.gov.it/

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