アルカンターラ社は5月20日から6月2日、ヴェネチアのスクオーラ・ヴェッキア・デッラ・ミゼリコルディア(Scuola Grande della Misericordia)で、展覧会「STUDIO VISIT. ALCANTARA-MAXXI PROJECT」を開催した。
メイド・イン・イタリアの最高品質を誇る素材、アルカンターラ(Alcantara®)を製造、販売するアルカンターラ社。「STUDIO VISIT. ALCANTARA-MAXXI PROJECT」は、イタリア国立21世紀美術館(MAXXI)との10年にわたるコラボレーションを記念して開催したもの。
展覧会ではイタリア国立21世紀美術館のデザイン・キュレーターを務めるドミティッラ・ダルディ(Domitilla Dardi)が監修した、「STUDIO VISTI」プロジェクトの一環として現代建築デザインの研究結果が発表された。この研究は、アルカンターラの解釈を基に、過去と現在の建築デザインを理解するためのアイデアを提供している。
また、ナンダ・ヴィーゴ(Nanda Vigo)、アンドレア・トレマルキ(Andrea trimarchi)とシモーネ・ファレジン(Simone Farresin)からなるデザインユニット、フォルマファンタズマ(Formafantasma)、コンスタンチン・グルチッチ(Konstantin Grcic)、ネリー&フー(Neri & Hu) の4組のデザイナーが美術館に展示されている建築テーマや作品に対する解釈を説明した。
美術館ホールでは、4つのマルチメディアボックスが設置され、ビデオ、インタビュー、過去の巨匠たちが描いた原画の画像、現代のデザイナーたちの研究成果などが放映された。
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