「第32回 日本ジュエリーベストドレッサー賞」の表彰式が1月14日、東京ビッグサイトで行われ、森七菜さんや新木優子さん、戸田恵梨香さん、横浜流星さんらが登場した。Text & Photo : Shinichi Higuchi(樋口真一)
第32回を迎えた今回。10代部門は女優の森七菜さん、20代部門は女優の新木優子さん、30代部門は女優の戸田恵梨香さん、40代部門は女優の小池栄子さん、50代部門は女優の斉藤由貴さん、60代以上部門は女優の田中美佐子さん、男性部門は俳優の横浜流星さんが、それぞれ受賞した。また、特別賞は元プロサッカー選手の内田篤人さんに贈られた。
日本ジュエリーベストドレッサー賞は、32年前、第1回国際宝飾展の開催と同時にスタートしたもの。毎年、「最も輝いていた人」「最もジュエリーが似合う人」「今後も更にジュエリーを身に付けてほしい人」を著名人の中から選び、世代別と男性部門に分け、表彰している。
第32回 日本ジュエリーベストドレッサー賞10代部門森七菜さん
「私はまだ19歳なので、去年初めてジュエリーを身につけました。その初めてのジュエリーは、去年の誕生日に母がくれたもので、馬の蹄の形をしたジュエリーです。その形に小さな宝石がちりばめられていて、初めてそれを見た瞬間に心が踊りました。
私にはまだ大人のもののように感じましたが、そのジュエリーは私のために輝いているように見えました。今でもそれを大事にしていて、本当に特別な時だけ身につけています。
ジュエリーを身につけると、背筋も伸び、目の前が輝いているような気がして、とても特別な気持ちになります。ジュエリーが似合う人に贈られるこのような賞をいただけたことを本当に嬉しく思います。これからも胸を張ってジュエリーを美しく身につけられるよう頑張りたいと思います」
第32回 日本ジュエリーベストドレッサー賞20代部門新木優子さん
「私は小さい頃からキラキラしたものを見るのが大好きでした。母も、私がお腹の中にいる時にはなぜか新聞に挟まれたジュエリーの広告を見たくなったと言っていました。幼い頃からジュエリーへの熱意が強かったのだと思います。
20歳の時に初めて自分へのご褒美として買ったジュエリーは、今でもとても大切にしています。そのジュエリーは、初心を思い出させてくれる大切な宝物です。
2020年は非常に大変な年でしたが、家の中でもジュエリーを身につけることで、自分が特別な存在であると感じられました。ジュエリーを通じて、自分らしさを見つけることができたと思っています。これからも、ジュエリーの魅力と自分の魅力を引き出せる女性であり続けたいと思います」
第32回 日本ジュエリーベストドレッサー賞30代部門戸田恵梨香さん
「初めてジュエリーを身に着けたのは二十歳のとき。両親が二十歳の記念にパールのネックレスをプレゼントしてくれました。両親が守ってくれるお守りのような存在で、大事なときに身に着けるようにしています」
第32回 日本ジュエリーベストドレッサー賞40代部門小池栄子さん
「ジュエリーをたくさん持っているわけではありませんが、自分の給料で初めて買ったジュエリーや、祖母や母から形を変えて譲り受けたジュエリー、愛する人からもらったジュエリーなど、1つ1つにとても思い入れがあります。
今回いただいたジュエリーは、コロナ禍で毎日気持ちが塞ぎ込みがちな中で、未来への一筋の光や希望を感じさせてくれるジュエリーなので、大切にしていきたいと考えています。このジュエリーに負けないように努力し、輝き続けたいです」
第32回 日本ジュエリーベストドレッサー賞50代部門斉藤由貴さん
「正直に言うと、このような素晴らしい賞をいただいて良いのかなという気持ちもありますが、女優という仕事がすごく好きでずっと続けてきたことを、このように評価していただけるのは本当にありがたいことです。
私が初めていただいたジュエリーは、20歳の誕生日に両親から贈られたダイヤモンドの一粒ペンダントネックレスでした。ジュエリーは特別な思い出や節目にくれるもので、両親がプレゼントしてくれた時の顔を思い出すと、今でも感慨深い気持ちになります。
また、自分がジュエリーとどのように関わってきたかを考えると、少し落ち込んだ時や綺麗なものを見たくなった時に、宝石箱を開けて好きなジュエリーを眺めることがあります。その輝きには様々な力があり、見ているだけで幸せな気持ちになり、眠りにつけるのです。
このように誉れある賞をいただけたことを、選んでくださった皆様に感謝しています。これからも胸を張ってジュエリーを身につけられるよう頑張りたいと思います」
第32回 日本ジュエリーベストドレッサー賞60代以上部門田中美佐子さん
「『もらったよ』と言われたときは『えっ』という感じでした。私はジュエリーとは無縁で、一番遠いイメージの女優だと思っていました。でも本当はジュエリーが大好きなんです。
ドラマの中で身に着けるチャンスがなく、大きな作品が終わった後にちょっと良いジュエリーをひそかに集めて、ママ友とお出かけする時に楽しんでいました。コロナの影響でランチにも出かけられなくなり、家でジュエリーをつける日が来るのかなと思っていましたが、この賞をいただけたことで、これからはジュエリー好きの女優として頑張りたいと思います」
第32回 日本ジュエリーベストドレッサー賞男性部門横浜流星さん
「(司会者に『続いては、女優の横浜流星さんです』と紹介され)皆さん、こんばんは。女優の横浜流星です(笑)。普段、僕はジュエリーを身につける機会がなかなかありません。ですから、このような素敵で歴史ある賞をいただき、そして今日、こんなにも美しいジュエリーを身につけられて、非常に嬉しく思いますが、とても驚いています。
今日を機に、ジュエリーを身につけることを楽しみ、ジュエリーが似合う男になれたらと思いますし、ジュエリーのように輝けるよう、日々精進していきたいと思います」
第32回 日本ジュエリーベストドレッサー賞特別賞内田篤人さん
「僕のサッカー人生は、芝生と土と血と汗にまみれたものでした。このような素敵で輝かしい賞をいただき、本当にご褒美のように感じています。これからはスパイクやユニフォームを着ることはなくなりますが、ジュエリーの似合う男性になれるよう一生懸命頑張ります」