ディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)は5月8日、THE SHOP YOHJI YAMAMOTO 内のディスコード ヨウジヤマモト オンラインブティックで、アーティスト猪瀬直哉とのカプセルコレクション「ディスコード ヨウジヤマモト ナオヤ イノセ コレクション(discord Yohji Yamamoto – Naoya Inose Collection)」の限定発売をスタートした。
油彩やアクリルを用いて、緻密でリアルな風景画を描く猪瀬。今回のカプセルコレクションは、「ロマンチックな憂鬱(Romantic Depression)」と題された、自身2回目となるTHE CLUBでの個展で発表されている新作など5つの作品をピックアップし、展開するもの。ブラックアウトした黒の世界の中で、陰影をつくり、人の身体を起点に、有機的なクリエイションをかたちづくる ディスコード ヨウジヤマモトの表現の上に、陰鬱で複雑な世界の中に光が射し込み、無機的で空虚な中に、壮大な希望(ロマンス)が宿る猪瀬のペインティングワークを乗せた特別なコレクションになっている。
ディスコード ヨウジヤマモト2020春夏コレクションのシグネチャーであるバッグシリーズ Drapeを始め、ウォレット シリーズやカードケースに、猪瀬を代表するモノリスやペンギン、近年注力しているテレビのカラーバーをモチーフにしたアートワークが表現されたコレクションなどを販売。7種で構成された限定的で特別なカプセルコレクションには、全てのアイテムに、猪瀬の手書きによるサインとエディションナンバーが記載されている。
ディスコード ヨウジヤマモトは、1972年から40年以上、ファッションの既成概念への反骨精神から生み出される革新的なデザインで世界のモードシーンをけん引し続けてきた山本耀司が、ラグジュアリーアクセサリーを通して新しい価値観を提案するブランド。ハイクオリティにこだわったコレクションは、繊細でたおやかな日本の文化である、奥ゆかしい美しさをデザインに取り入れるとともに、山本の哲学である未完成とアシンメトリー(非対称)の美学を象徴し、 山本にしか創り出せない凜(りん)とした、比類ない世界観を日本から世界に提案している。