東京都と繊維ファッション産学協議会が主催する「東京ファッションアワード(TOKYO FASHION AWARD)」は1月、「第97回 ピッティ・イマージネ・ウオモ(Pitti Immagine Uomo 97)」とパリで開催した単独ショールーム 「showroom.tokyo」で、受賞ブランドの2020年秋冬コレクションを紹介した。
「東京ファッションアワード」は東京を拠点とするファッションデザイナーが、世界に飛躍するためのサポートを目的としたもの。
1月7日から10日にイタリア・フィレンツェで開催された第97回 ピッティ・イマージネ・ウオモでは、ブースを出展。第6回受賞デザイナーの手がけるリコール(Re:quaL≡)、ミーンズワイル(meanswhile)、ユウキ ハシモト(YUKI HASHIMOTO)、イン(IHNN)、シュープ(SHOOP)、フミエ タナカ(FUMIE TANAKA)の6ブランドが2020年秋冬コレクションを紹介した。
また、2020年秋冬パリメンズコレクション会期中の6月20日から6月25日には、パリ3区で単独ショールーム 「showroom.tokyo」を開設。第6回受賞デザイナーの6ブランドと第5回に受賞し継続支援を受けているチノ(CINOH)、アーネイ(ANEI)、ノブユキマツイ(Nobuyuki Matsui)、ポステレガント(POSTELEGANT)、レインメーカー(RAINMAKER)の5ブランドの合計11ブランドが2020年秋冬コレクションを展示した。
ピッティ・イマージネ・ウオモでは、約1,000人が来場。バイヤー以外にも出展者、メディア、プレス、企画会社などが来場し、バイヤーからはパリショールームへの来場を希望する声もあるなど、誘致にもつながった、という。
また、「showroom.tokyo」には各国の著名バイヤーをはじめ、メディアやプレスなど、約170組が来場。「東京ファッションアワード」では、「デザイナーとコミュニケーションを取るなど東京ファッションアワードの取り組みについても広がりを見せた」としている。