ジュエリーが似合う著名人に贈られる「第31回 日本ジュエリーベストドレッサー賞」の表彰式が1月21日、東京ビッグサイトで行われ、浅田真央さんや木村文乃さん、田中圭さんらが出席した。Text & Photo : Shinichi Higuchi(樋口真一)
31回目を迎えた今回。10代部門はモデルのKoki,さん、20代部門は女優の有村架純さん、30代部門は女優の木村文乃さん、40代部門は女優の藤原紀香さん、50代部門は女優の松下由樹さん、60代以上部門は女優の原田美枝子さん、男性部門は俳優の田中圭さんが、それぞれ受賞した。また、特別賞女性部門はフィギュアスケート選手の浅田真央さん、特別賞男性部門は俳優の高橋英樹さんに贈られた。
浅田真央さんは「ジュエリーは受け継ぐものであり、支えてもらうものでもあると思います。私が一番大切にしているジュエリーは母からもらったジュエリーです。それを見ると母が私を支えてくれているのだなと感じます。私も来年で30歳になるので、家族が出来て、子供が出来たら、母から私がもらったように、子供にジュエリーを受け継いでもらえたら、と思っています」と笑顔。
木村文乃さんは「今日、ジュエリーをプレゼントしていただいた企業の皆さんと挨拶させていただき、ジュエリーにかける思いやどうして私を選んでくださったかをお聞きし、ジュエリーってとてもすてきなエネルギーを持っているのだなと実感することが出来ました」などと話した。
日本ジュエリーベストドレッサー賞は、31年前、第1回国際宝飾展の開催と同時にスタートしたもの。毎年、「最も輝いていた人」「最もジュエリーが似合う人」「今後も更にジュエリーを身に付けてほしい人」を著名人の中から選び、世代別と男性部門に分け、表彰している。
Koki,さん
「ブルガリのアンバサダーも務めさせていただいているので、このような賞を頂けることを大変光栄に思います。自分がすてきだなと思うジュエリーにふさわしい女性になれるように、これからもがんばっていきたいと思います」
有村架純さん
「私は幼く見られがちなので、ジュエリーはとてもハードルが高いように感じますが、もう27歳になるのでジュエリーが似合う女性にならなければいけないと、あせりも感じています。しっかりと自分を磨いて、今日頂いたジュエリーを身につけられる女性になれるように、がんばりたいと思います」
木村文乃さん
「皆さんから『30代はすごく楽しいよ』とおっしゃってもらっていますが、これから駆け抜けていくための、すごくすてきなパワーを頂けました」
藤原紀香さん
「子供の頃、母のジュエリーボックスを開けるのが本当に好きで、額にあててみたり、耳にあててみたりして、『また、こんなコトして』『ちゃんと直しなさい』と怒られました。その頃は、すごく光る石を見て、美しいな、きれいだなと感じていましたが、年齢を重ねて、石の持つ意味やエネルギー、パワーなどに引かれるようになりましたし、自分にとって欠かせないものになりました。50代、60代、70代になっても宝石のように輝いて、エネルギーを持つ女性であり続けられるように努力します」
松下由樹さん
「私たちの仕事では内面からの輝きとよく言われます。でも、内面から輝くためには、いろいろないいものを見なければいけません。若いときには身の丈を気にして(ジュエリーを付けて)大丈夫かなと思うこともありましたが、年齢を重ねて、ジュエリーが自分を包んでくれるように思えるようになりました。年齢を問わず、女の子たちはジュエリーを見ると必ず『うわっ』という顔をします。そんな目の輝きを私もお芝居でできたらと思っています」
原田美枝子さん
「ジュエリーとはあまり縁がなかったのですが、NHKのBSでジュエリーを作るメゾンのドキュメンタリー番組でナレーションをさせていただいて、職人さんたちの思いをちゃんと見なければと思うようになりました。年を重ねると失うものもありますが、ジュエリーが助けてくれると思って、もっとすてきなシニアになれるように努力したいと思います」
田中圭さん
「加工される前のダイヤモンドの原石を頂き、まだ石ころであるこの原石がいろいろな人の手によってすごくきれいなジュエリーになっていくのだなと感慨深くなりました。僕も俳優として輝いて見えるようなドラマを作りたいとより一層やる気が出ました」
浅田真央さん
「このような賞を頂けたのもフィギュアスケートを続けてきたからだと思っています。現役を引退して『浅田真央サンクスツアー』をスタートして今年で3年目になりますが、今日頂いたジュエリーのように輝けるスケートやパフォーマンス、感謝の滑りを皆さんに届けていきたいと思っています」
高橋英樹さん
「男性としては光るものが好きな方ですし、身につけると心がすっきりして、パワーを頂けるので、なるべく身につけて元気をもらうようにしています。今年で芸能生活58年。すばらしい賞を頂き、本当にうれしく思っています」