アシックスが競泳水着2020年モデルを発表。流水抵抗の低減をはかりながら、身体の柔軟性が生かされるように配慮

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左から中村克選手、鈴木聡美選手、今井月選手、青木智美選手。

アシックスジャパンは12月12日、競技用ウエアのトップシリーズ「トップインパクトライン(TOP IMPACT LINE)」競泳水着の2020年モデルを発表した。12月下旬から、全国のスポーツ用品店などで、発売する。価格は男性用2万3500円、女性用3万4500円(税抜き)。今井月選手、鈴木聡美選手、中村克選手、青木智美選手など同社が契約する選手も来年2020年1月以降の各大会で着用する。

今回開発した新モデルは、スイマーの姿勢に着目し、流水抵抗の低減をはかりながら、身体の柔軟性が生かされるように配慮したもの。

流水抵抗の小さなストリームラインを保持するために必要な姿勢をサポートしながら、選手の筋力や柔軟性を生かして優れたパフォーマンスを発揮出来るようになっていることが特徴になっている。

そのため、男性用、女性用とも、腰回りは部位に応じて生地の剛性を変えるなど着圧分布を調整することによって、流水抵抗が増加する原因になる、腰の過度な反り返りを抑え、骨盤が直立した状態を保ちやすくした。太ももの部分は、後部に張力が働くエリアを設けることで過度な動きを抑制し、流水抵抗の低減と推進力発揮のバランスがとれた、小さく素早いキックを促すようにしている。

また、女性用は、部位ごとに異なる、皮膚の伸びる方向や伸長率などを加味した上で、上半身の適所に伸縮性の高いエリアを設け、肩からろっ骨にかけての柔軟な動きに生地が追従しやすいように設計した。肩のストラップは、従来よりも大幅に張力を抑え肩の圧迫感を減らすとともに、Y字型にすることで肩甲骨が動かしやすくなっている。

さらに、男性用、女性用とも、切り替えを減らすことで生地表面が平滑になるようにしたほか、パーツ数を減らし素材も軽量化したことによって、同社の従来モデルに比べて、男性用で23.5パーセント、女性用で25.3パーセント軽くなった。

問い合わせアシックスジャパンお客様相談室:電話0120-068-806

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