株式会社イッセイ ミヤケは8月31日、大坂に同社が展開するすべてのブランド販売する西日本初のショップ「イッセイ ミヤケ センバ(ISSEY MIYAKE SEMBA)」をオープンした。売り場面積828平方メートル。イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)、イッセイ ミヤケ メン(ISSEY MIYAKE MEN)、プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE)、オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE)、ハート(HaaT)、ミー イッセイ ミヤケ(me ISSEY MIYAKE)、バオ バオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)、132 5. ISSEY MIYAKEなどが揃う。
スポンサードリンク
海や川に囲まれ、“水”に育まれてきたまち、大阪。ショップが位置する船場は、かつて船の要所として栄えた地であることから、「水」をキーワードにした新しいショップ作りを行った「イッセイ ミヤケ センバ」。 空間デザインは野間真吾が手がけた。
ファサードには同店を象徴する蛇口のオブジェを設置。店内には水道管のディテールを取り入れたラックや石鹸をモチーフにしたソファーなど、水にまつわるアイデアを散りばめ、足を踏み入れると、こんこんと水がわき出るようにインスピレーションがわき上がる「創造の泉」となるショップを表現している。
地下1階にはクリエイションスペースを設け、展示やイベントなどを行なっていく。同店のオープンを記念するオープニングエキシビションとして、8月31日から9月6日午後まで、イラストレーターの黒田征太郎氏の作品展示と公開制作を実施。また、9月7日の14:00から約30分、ドラムとのセッションによって、音楽に合わせながら作品を描くライブペインティングも開催する。
野間は「満々とたゆたう水の流れが長い年月をかけて豊かな土壌・文化を作ってきた
水の都・大阪の姿と、イッセイ ミヤケのものづくりが絶えずこんこんと湧き出し、常に面白いアイディアが循環している、そんなショップイメージがリンクし、“創造の泉”というデザインコンセプトになりました。地下にはクリエイションスペースも併設。ものづくりのエネルギーが、水道管をモチーフとした什器を介してそこら中を循環していて、ちょっと栓をひねるといつでもおもろいアイディアが溢れ出す、そんな場をイメージしました」とコメントしている。
関連記事
イッセイ ミヤケ2020年春夏コレクションから近藤悟史がデザイナーに。宮前義之は同社の新プロジェクトを推進
イッセイ ミヤケ センバ(ISSEY MIYAKE SEMBA)
〒542-0081
大阪府大阪市中央区南船場4-11-28
Tel.06-6251-8887
営業時間:11:00~20:00