ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)は、11月2日から11月18日まで、東京・渋谷のラフォーレ原宿6階ラフォーレミュージアム原宿で、展覧会「ヴィヴィアン・ウエストウッド GET A LIFE!」を開催している。開催を記念し、前日の11月1日にレセプションパーティーが開催され、アフリカ人演奏家によるパフォーマンスも行われた。Text & Photo : Shinichi Higuchi(樋口真一)
コレクションやキャットウォークショーを、社会的なメッセージを発信するためのプラットフォームとして活用してきたヴィヴィアン・ウエストウッド。長年にわたり、気候変動や過剰消費が環境に与える深刻な影響を訴え続ける改革運動は、国際社会においても大きな注目を集めている。
今回の展覧会は、アクティビズムの視点を通し、ファッションとアートの融合を表現したもの。多くの著名人のポートレートをロンドン・ウォータールー駅で一堂に展示して注目を集めた、国際環境NGO グリーンピースとの共同キャンペーン“SAVE THE ARCTIC”を始め、アクティビズムとデザインが具現化された、数々のコレクションやグラフィックを展示している。
また、日本環境設計株式会社が行う“BRING”=不要衣類の回収プロジェクトを実施。不要になった衣類を持参した人には、ノベルティを進呈する。
来場者が持参したペットボトルのキャップでアートワークを作り上げる参加型プロジェクトも実施している。