アシックスジャパンは9月3日から、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手など同社が契約するプロ選手が使用するモデルの金具や靴底も選べるようにするなど、野球用スパイクシューズのオーダーシステムをリニューアルし、同社ウエブサイトでスタートする。
スポンサードリンク
野球用のスパイクシューズの仕様やデザインを、パソコンやスマートフォンから手軽にカスタマイズできるようにしたもの。金具や靴底の形状の選択肢を増やしたことが特徴になっている。
同社が契約するロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手やシカゴ・カブスのダルビッシュ有選手、広島東洋カープの田中広輔選手がそれぞれ使用するモデルの靴底タイプなどを含む5種類から選べるほか、アッパー素材は5種類、カッティングはローカットからハイカットまで4種類から選択できるようになっている。
カラーは、アッパー本体9色をはじめ、補強部分9色、アシックスストライプ14色、靴ひも9色、ハトメ環8色などを好みにあわせてデザインすることができる。また、ベロ部やかかと部には文字や番号を刺しゅうできる。
作成したデザインにはIDを発行し、取扱店の店頭でIDを伝えることで商品を発注できる。納期は約1ヶ月。価格は1万6,500円から2万3,000円(税別。好みの形状や素材をオプションで選択することで追加利用金が発生する場合もある)。
なお、靴底形状は、ダルビッシュ有選手タイプが母趾球部に金具を斜めに配した投手専用で、投球時にプレートを蹴る動作に力を与える構造になっている。田中広輔選手タイプは一部を格子状にくりぬいて軽くしながら、中部の剛性を強化することで、スピードを出しやすくしたもの。大谷翔平選手タイプはかかと部に4本の金具を搭載し、接着時のぐらつきを抑えている。
スペシャルオーダーシステムウエブサイト(9月3日9時オープン)
https://teamwear.asics.co.jp/fw/top/baseball
このほか、学生野球に対応した「スクールオーダー」、練習用シューズをカスタマイズできる「トレーニングオーダー」なども展開する。
関連記事
野球日本代表「侍ジャパン」新ユニフォームを発表日本の伝統的な色と柄を取り入れたデザイン
アシックスが大谷翔平選手、田中広輔選手の使用するモデルをベースにしたシューズなど、クーリング機能を搭載したスパイク、グラブ、バッティング用手袋を発売