リック・オウエンス(RICK OWENS)初の回顧展「SUBHUMAN INHUMAN SUPERHUMAN EXHIBITION 」が12月15日から3月25日、ミラノ・トリエンナーレ(TRIENNALE DI MILANO)で開催される。
「人間以下 非人間的 超人的」を意味する「SUBHUMAN INHUMAN SUPERHUMAN」
と名付けられた今回の展覧会は、ミラノ・トリエンナーレのファッション部門キュレーターを務めるエレオノラ・フィオラーニ(ELEONORA FIORANI)の発案により開催されるもの。
リック・オウエンスが創りあげてきたファッションと家具の作品に加え、映像、グラフィック、出版物、そして最新彫刻インスタレーション作品なども集め、「リック・オウエンスの総合芸術」として展示。リック・オウエンスのクリエイティビティの進化を浮き彫りにする。
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リック・オウエンスは、米国・南カリフォルニアのポータービル出身。1994年に自身の名を冠したリック・オウエンスをスタートした。その後、アナ・ウィンターとアメリカ『VOGUE』の全面的支援を得て、ニューヨークで自身初となるランウェイ・ショーを開催。2002年にはPERRY ELLIS AWARDのEMERGING TALENT AWARD(新人賞)を受賞した。2003年にパリに移り、それ以来、パリを活動の拠点としている。2017年には、CFDAアメリカファッション協議会(COUNCIL OF FASHION DESIGNERS OF AMERICA)からLIFETIME ACHIEVEMENT AWARD(功労賞)を受賞した。
また、2005年7月には、ベニヤ、大理石、シカの角などを用いて作った家具コレクションを発表。それら家具は、これまでにパリ市立近代美術館(MUSÉE D’ART MODERNE DE LA VILLE DE PARIS)や、ロサンゼルス現代美術館(MUSEUM OF CONTEMPORARY ART, LOS ANGELES)で展示されてきた。
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VIALE ALEMAGNA 6
20121 MILANO