カインドウェアは、元おニャン子クラブの新田恵利さんがプロデュースする「エリ ニッタ バイ カインドケア(Eri Nitta by KINDCARE)」 「恵」(めぐむ)で、8月29日からメンズとレディースの服と小物をスタートした。
カインドウェアは創業122年の歴史を持つ紳士・婦人フォーマルウエアの老舗企業。同社の渡邊嘉雄会長が20年前に親の介護を経験したことをきっかけに、100周年記念新規事業としてヘルス&ケア事業を開始。昨年の秋からヘルス&ケア事業で、「エリ ニッタ バイ カインドケア」の販売をスタートした。
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「エリ ニッタ バイ カインドケア」は、実際に母親を介護している新田恵利さんの「こんなものがあったらいいのに」という想(おも)いを形にしたブランド。メンズとレディースの服と小物は、宮内庁御用達(ごようたし)の老舗漆器、山田平安堂とのコラボレーションによるシニア向けの漆器食器セットに続く、第2弾となるもの。着心地の良さ・機能性・肌ざわり・色使いを重視したデザインが今回の特徴となっている。
メンズは、軽さと暖かさを重視しながら、 適度なカジュアル感とボタンホールのポイントカラーで遊び心をプラスしたジャケット、ストレッチ性や斜めのボタンホールなど機能性にも配慮したシャツとスラックスなどを展開。ジャケットとトーン合わせを意識したリバーシブルのバイカラーストールもポイントになっている。
一方、レディースは襟の切り替えをポイントにしたウォッシャブル素材のニットカーディガンや静電気防止糸を使用し、大きめなボタンを配したブラウス、身体のラインが奇麗に見えることや着心地を考え、左右にリブ使いしたパンツなどを提案。また、カーディガンとのトーン合わせを意識した、リバーシブルのバイカラーストールや、持ち運びの簡単なプルストップステッキなども販売している。
中心価格は、メンズ4,300円~1万6,000円、レディース2,000円~2万5,000円(税別)。
新田恵利さんは、「介護という概念の枠を少し越えた新しい風を取り入れてみた。 もちろん機能性や着心地も大切。 幾つになってもオシャレ心を忘れずにいたいし、いて欲しい。 年を重ねたからこそ遊び心を持ち続けて欲しい。 一色ではなくポイントカラーを入れたり、色の共通性を持たせた “嫌味でないペアルック”など、自身のためのオシャレ、個性を引き出す、心が躍る服、コーディネートを提案します」とコメントしている。
■販路:京王百貨店(聖蹟桜ヶ丘店)、東急百貨店(吉祥寺店、たまプラーザ店)、東武百貨店(池袋店、船橋店)、日本橋三越本店、丸広百貨店川越店、そごう(大宮店、横浜店、千葉店、 広島店)、髙島屋(横浜店、玉川店、柏店、高崎店、大阪店)、藤崎百貨店仙台店、水戸 京成百貨店、鶴屋百貨店、井筒屋黒崎店、佐賀玉屋、岩田屋久留米店、丸井今井札幌店 太陽美健 計23店舗。
Text:Shinichi Higuchi / Chief Editor(樋口真一)