第3回The Authentic Italian Table~イタリアを食べる日~が開催。テーマは「ヘルシー・ベジタリアン・自家製ベーカリー」

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右からマリオ・フリットリ(Mario Frittoli)シェフ、在日イタリア商工会議所ダヴィデ・ファントニ事務局長、角谷聡シェフ、写真在日イタリア商工会議所

「第3回The Authentic Italian Table~イタリアを食べる日~」が6月14日、在日イタリア商工会議所で開催された。Web会議サービスZOOMを使ったオンライン配信での発表となった今回。「ヘルシー・ベジタリアン・自家製ベーカリー」をテーマに、特別ゲストのマリオ・フリットリ(Mario Frittoli)シェフと、フォルノ ア レーニャ パネッツァ(Forno a legna Panezza)の角谷聡シェフによるクッキングショー、イタリアンレストラン品質認証マーク認定シェフによるパネルディスカッションなどが行われた。また、イタリア在住の料理研究家ベネデッタ・パローディさんもオンラインで参加。イタリアレストラン品質認証マークレストラン限定の第1回ミールキット & テイクアウトコンテストの入賞レシピも発表された。Text : Shinichi Higuchi(樋口真一)

在日イタリア商工会議所が主催するイタリア料理イベント「イタリアを食べる日(Authentic Italian Table )」は、イタリア経済開発省が推進している、本物のイタリア食材の価値を守り、正真正銘のイタリア料理を紹介することを目的としたプロジェクト「ザ エクストラオーディナリー イタリアン テースト(The Extraordinary Italian Taste)」の公式イベントプロモーションの1つである「ザ トゥルー イタリアン テースト(True Italian Taste)」のプロジェクトの一環として行われているもの。

2019年5月に東京・渋谷の渋谷ストリームで開催された第1回の「イタリア・フード・フェスティバル~イタリアを食べる日~(The Authentic Italian Table The Italian Food Festival 1st edition)」には、在日イタリア商工会議所がイタリアレストラン品質認証マーク(AQI) を与えた30店舗のシェフが参加、約1000人が来場した。第2回の昨年は新型コロナウィルス感染拡大の中で、「エキスパートによるイタリアワインマーケティング」や「フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の伝統郷土料理と食文化」など、ZOOMを利用したオンラインセミナー
やワークショップを開催した。

クッキングショー「イタリアのヘルシー料理と郷土パン」で、マリオシェフはグルテンフリーのパスタと新鮮なイタリアの素材(IGP トロペアの赤玉ねぎ、塩漬けケッパー、オリーブ ベッラ・ディ・チリニョーラ、ペコリーノ・サルド DOP、乾燥トマト、 モデナのバルサミコヴィネガー IGP)を使ったヴィーガンパスタを披露。バルサミコ酢を煮込むと味が更に濃厚になるとともに、お皿をデザインできてクールな仕上がりになると説明した。角谷シェフは巻き窯で焼いた、ドライトマトとオレガノ、オリーブ、ふすまの3種のパンを紹介。イタリアで長年修行した角谷シェフのこだわりとイタリアのパンの魅力を紹介した。

パネルディスカッション「イタリアの知られざる郷土食材の探求」には、エリオ・ロカンダ・イタリアーナ (Elio Locanda Italiana)のオーナーシェフであるエリオ・オルサーラさん、トラットリア・レ・サルデ (Trattoria le Sarde) の安澤典宏シェフ、ニド (Nido)の戸羽剛志シェフ、タント・タント (Tanto Tanto)の飯岡憲治シェフ、ペペロッソ(Pepe Rosso) の今井和正シェフ、フォカッチャディレッコ 500(Focaccia di Recco 500) の岩井文芳シェフが参加。イタリアの食材などをテーマにパネルディスカッションを行った。

ラビオリを作ったエリオさんは日本のイタリア料理について「30年前とは全く違う。イタリア以外では、日本のイタリア料理のレベルは世界のどこにも負けない。価格、品質ともすばらしい。ワインのレベルも高い。個人の会社がトンではなく何十キロ単位で輸入していて、いろいろなものが手に入る」とコメント。その上で「イベントに参加して、日本人のみなさんのイタリア料理への意識の高さを改めて強く感じた。フードは、文化と情熱。自分が育った味・イタリアのおばあちゃんの伝統文化や精神を大切に、正真正銘のイタリア料理に対する情熱を持ち続けていきたい」などと話した。

ペコリーノ・サルド DOPなどを使ってパンのポルペッティーニを作った安澤シェフは「コロナでイタリアに行けませんが、SNSなどを通じてイタリアの最新情報にアンテナを張っています。お客様はイタリア料理への意識が高い方が多いので、今後も正真正銘のイタリア料理への探究を深めたい」。バルサミコ酢で煮込んだトレビスやひよこ豆・全粒粉を使ったキッシュを作った戸羽シェフは「3年前くらいからヴィーガンメニューのリクエストが増えてきて、コロナの影響で更に健康志向が高まっています。イタリア料理の伝統を大切にしながら、新しいエッセンスを取り入れて、イタリア料理のすばらしい魅力を伝えていきたい」などと語った。

乾燥トマトを使ったチャンボッタを紹介した飯岡シェフは「コロナが収束して、おいしいイタリア料理を体感していただける、体験型のイベントが出来る日が訪れることを願っています」。インサラータ・パンテスカを披露した今井シェフは「日本ではまだ知られていない、イタリアの伝統的な地方料理の味を再現していくことを大切にしています。これからも未知なるイタリアのディープ世界を追求していきたい」などと述べた。岩井シェフはオリーブを使ったホカッチャを作った。

また、オンライン参加したベネデッタさんは、自宅で簡単に作れるヴィーガンレシピである、かぼちゃとグラナパダーノチーズフォンデュ風パスタを紹介した。

イベントの最後に発表された第1回ミールキット&テイクアウトコンテストでは、フェイスブック上のギャラリーで一般から一番多くの「いいね」を獲得したリベロ(LiBERO)の「ペペロンチーノセット」がみんなのPreferito賞を受賞。イル・バーカロ(IL Bacaro) の「フライパンひとつで作れるリゾット」が内容やバリエーション、コストパフォーマンスなど総合的にすぐれたミールキットに贈られるベストミールキット賞に選ばれた。また、パネルディスカッションに参加したニドの戸羽シェフの「プロシュットコット、トリュフ、アジアーゴチーズのニーディディ ロンディネ」がテイクアウト賞を獲得。イル・バッチョコーネ (IL PACIOCCONE) の「ディジェッレのモッツァレラチーズと18か月熟成パルマ産プロシュット」にベストパッケージ賞が贈られた。

在日イタリア商工会議所は「今回はオンラインで約100人の皆さんに御参加いただき、『イベントのコンテンツがバラエティ豊かで楽しかった』『イタリア料理界の第一線で活躍されているシェフから直接イタリア食材や料理に関することをわかりやすく説明していただきとても勉強になった』などの御意見を頂きました。正真正銘のイタリア食文化に対する様々な知識を高める良い機会となりました」としており、「今後もイタリアの食文化の真髄を深める有意義なイベントプロモーションや、イタリアを中心とした地中海ダイエットをテーマにした、新しい食のプロモーションを展開していく予定」だという。

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写真提供在日イタリア商工会議所

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