ドラムタオ(DRUM TAO)新作舞台「光」東京アラウンドツアーが開幕

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©DRUM TAO

世界観客動員800万人を超える、驚異の和太鼓エンターテイメント集団ドラムタオ(DRUM TAO)の2021年新作ステージ「光」(Hikari)東京アラウンドツアーが7月3日、TOKYO DOME CITY HALLからスタートした。11日のティアラこうとうまで、全6日程・6会場・8公演が行われる。Text : Shinichi Higuchi(樋口真一)舞台写真©DRUM TAO

昨年開催予定だった公演が新型コロナウィルスの影響で延期となり、東京での夏のツアーは、ドラムタオにとって2年越しとなるもの。

感謝の意や「前進する力(ちから)」をテーマに制作された今回の「光」。事前取材会で話していた「20年前のライブで使用していた」というインドネシアの楽器・ジェゴグに和太鼓を合わせた、幻想的な新曲「銀乃竹」からスタート。人気の腹筋太鼓も「M(エム)」として新しくアレンジされ、よりパワフルに、90分間ノンストップでダイナミックに楽曲を披露した。

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コシノジュンコさんによる衣装は、明るく力強い色を使い、ドラムタオそのものが光を放つ存在になり、止まることなく、突き進むことを表現している。長いフリンジを付けた白のドレス、これまでも登場した甲ちゅうのような袖と光沢のある布をつないだスカート、箔(はく)をつけた着物風など、光とダイナミックな動きを強調する。

また、赤や黄色、青などの鮮やかな色と、たくさんの大胆な柄を一着の中に共存させた、日本のかぶきものやアフリカの民族衣装を思わせるデザイン、アニマル柄にも未来的な幾何学模様にも見えるグラフィックやアシメトリードレスを赤と黒の組み合わせで表現したものも登場。対極は円とともにジュンコさんが追求してきたものだが、「昨年着るはずだった」とは思えないほど。テーマやパフォーマンスを更に強調しているように見えた。

公演中のMCではメンバーの岸野央明さんと江良拓哉さんが登場。「ようやく、東京でも公演することが出来ました。やりたかったー。やれたこと、みなさんに来ていただいたことに感謝しています。コロナの中で少しでもステージから元気や勇気を感じてもらえたらうれしい」とした上で「2回、3回と見ないとわからない(何度見ても楽しめる)ような設定になっているので、繰り返して見てもらえれば」とアピールした。

座長の西亜里沙さんは「5月に開幕した新作『光』をようやく東京でもおひろめできました。ステージから、お客さんの笑顔が見られて嬉(うれ)しかったです。遠方へ行きづらい状況下ですので、逆に私たちが都内を巡ることで御来場いただきやすいのではと思います。皆さんの希望やいやしの『光』になりたいと、願いを込めた舞台です。皆様の御来場、お待ちしております」とコメントしている。

なお、来年1月12日と1月13日には、東京・渋谷のオーチャードホールで2022年特別公演「光FINAL」が開催される。

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DRUM TAO「 光 」(Hikari)
2021年7月3日~7月11日(6日間、全8回公演)
7月3日(土) TOKYO DOME CITY HALL 開場16:15/開演17:00
7月4日(日)大田区民ホール・アプリコ大ホール 開場15:00/開演15:30
7月6日(火)なかのZERO大ホール 開場12:30/開演13:00、開場16:30/開演17:00
7月8日(木)LINECUBE SHIBUYA(渋谷公会堂) 開場17:15/開演18:00
7月10日(土)北とぴあ さくらホール 開場14:30/開演15:00、開場18:00/開演18:30
7月11日(日) ティアラこうとう大ホール 開場15:00/開演15:30

作・演出:フランコドラオ
衣装デザイン:コシノジュンコ
出演:DRUM TAO
公式サイト http://www.drum-tao.com/tokyo21/
チケット料金 全席指定 8000円 ※6歳児未満入場不可
チケット取扱い TAO オンラインストア、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス、
問合せ サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日 12:00~15:00)

画像©DRUM TAO

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