シチズンとispaceが民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」のコーポレートパートナー契約を締結。「スーパーチタニウムTM」を月着陸船と月探査車に活用

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シチズン時計(以下「シチズン」)とアイスペース(ispace)は8月22日、世界初の民間月面探査プログラム「HAKUTO-R(ハクトアール)」のコーポレートパートナー契約を締結した、と発表した。

シチズンは、「HAKUTO-R」で使用される月着陸船(ランダー)と月面探査ローバー(ローバー)の開発において、シチズンが腕時計のために独自に開発した素材「スーパーチタニウムTM」を提供することで、月面探査ミッションに貢献する。

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「スーパーチタニウムTM」は、軽く、美しく、キズがつきにくく、さびにくいという特徴を持つ腕時計のためのシチズン独自の素材。1970年にシチズンが世界初のチタニウムケースの腕時計を発売して以来、約半世紀もの間培ってきた、チタニウムを精密に加工する技術と、素材の表面に非常に薄く、硬く、耐摩耗性に優れた膜を形成する表面硬化技術「デュラテクト」によって、チタニウムの特性である軽さはそのままに、純チタニウムの6倍以上の表面硬度を実現している。

今回の「HAKUTO-R」では月着陸船と月面探査ローバーにチタニウム製の部品を各所に採用する予定。「スーパーチタニウムTM」を採用することで、月着陸船と月面探査ローバーの信頼性と耐環境性の向上を目指す。

また、実際に使用する部位、膜厚やコーティング作業などの検討を行い、「スーパーチタニウムTM」の実装に向けて両社のエンジニアが開発を進めていくことで、他分野の製造技術を活用した新たな宇宙開発に挑戦していく。

アイスペースの袴田武史CEOは「宇宙で使われている技術は、昔から変わらず使われ続けている技術が意外と多い。地上で生み出された技術は、一見宇宙と関係なさそうに見えても、宇宙開発に大きなイノベーションを起こす可能性は高いと考えています。チタン製腕時計の表面処理技術という特殊な技術が、実は宇宙における課題解決につながります。積極的に地上の技術を活用し、パートナー企業様と一緒に宇宙開発の新たな形に挑戦していきます」とコメントしている。

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