「エデューケーショナル・デイプロセッコDOCを知り尽くす1日」開催。「ヤマザキマリさんテスティモニアル・プロジェクト」もスタート

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イタリア・プロセッコDOCワイン保護協会は7月24日、東京・北青山のザ ストリングス表参道で「エデューケーショナル・デイ(EDUCATIONAL DAY)プロセッコDOCを知り尽くす1日」 を開催した。Text & Photo:Shinichi Higuchi(樋口真一)

当日は同協会のプロモーション担当ターニャ・バラッティンさんがプロセッコDOCワイン保護協会の活動について発表。また、イタリア大使館アリスティデ・マルテッリーニ貿易促進部長が「ヤマザキマリさんテスティモニアル・プロジェクト」について紹介した。ヤマザキさんは大ヒットしたマンガ「テルマエ・ロマエ」で知られる漫画家。「ヤマザキマリさんテスティモニアル・プロジェクト」はプロセッコDOCワイン保護協会ジャパンプロモーション2019の一環として行われるもの。ヤマザキさんは2019年7月からから2020年年6月までの1年間プロモーションのテスティモニアルに就任。毎月12本のプロセッコDOCワインがヤマザキさんに贈られ、ヤマザキさんは1年間、プロセッコDOCワインの写真やコメントをSNSで発信する。

ニコロ・タッソーニ エステンセ駐日イタリア臨時代理大使は「今年もワインは好調で、ボトルワインについてはイタリアはフランスに続く第2位の対日輸出国だが、EPAのおかげもあり増加傾向にある。スパークリングワインもポテンシャルを秘めている。若者にアピールすることで高品質で手ごろな価格であるイタリアのスパークリングワインを日本に定着させるとともに、ヤマザキマリさんやカドカワとイタリアの食文化と観光をアピールしたい」と挨拶。

ターニャ・バラッティンさんは「2021年までにプロセッコのロゼを発表したい」と明らかにするとともに、「プロセッコは世界中で人気ですが、日本ではまだ有名ではありません。このようなイベントを行うことで知名度を高めたい。関税の撤廃はプロセッコにとってもチャンス。今後もブドウ栽培が持続可能な環境や高い品質を守りながら、日本や新しい市場を開拓したいと思っています」とアピールした。

アリスティデ・マルテッリーニ貿易促進部長は「ヤマザキさんはプロセッコを使ったパーティを主催し、プロセッコの名前を拡散してくれると信じています」と話した。

また、ヤマザキさんは「フィレンツェに行く前にベネト州に滞在していたのでプロセッコは昔から欠かせない飲み物でした。イタリアでは冷蔵庫の中にプロセッコが無いとみんなイライラして誰か買い置きしていないのかと怒り出すぐらい大事なものですが、日本ではあまり知られていないので、イタリアに行くたびに3、4本スーツケースに入れて持って帰っていました。それが必要なくなり、このような形でプロモーションできるのはとてもうれしいこと。これまでもいろいろな人に紹介してきましたが、シャンパンや他の国のスパークリングワインと比べても圧倒的な人気だし、世界中のどの国の料理にも合うというのがプロセッコの魅力です。日本のどのレストランに行っても様々な種類のプロセッコが飲める日が来るのを夢見てきましたが、そんな夢がかなう日も近いと思います」と笑顔で喜びを語った。

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