「光の贈り物 -コシノヒロコ×circle side-」が7月28日まで、東京・銀座のKHギャラリー銀座で開催

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KHギャラリー銀座「光の贈り物 -コシノヒロコ×circle side-」が7月13日から7月28日まで、東京・銀座のKHギャラリー銀座で開催されている。KHギャラリー銀座での最後の展覧会となる今回は、アート、サウンド、デザインなどのジャンルを超えた作品を発表するアートユニットcircle sideとコラボレーション。コシノさんが2000年から2001年に制作したペーパードレスとcircle sideの光のインスタレーションによる幻想的な世界を創り上げている。

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ファッションだけでなく、書画や絵画も発表してきたコシノさんが、アーティスト小篠弘子として作品を発表するプライベート画廊として、2012年にヒロココシノ銀座店オープンと同時に開廊したKHギャラリー銀座。企画展としては今回が38回目、常設展を含めると40回を超える展覧会を行ってきた。ヒロココシノ銀座店の移転により今月で閉廊するため、今回の「光の贈り物 -コシノヒロコ×circle side-」はKHギャラリー銀座での最後の展覧会となる。

circle sideは、安積亜希子さん、小笠原寛夫さん、北村博朗さんの3人によるアートユニット。コシノさんとはKHギャラリー芦屋で開催された展示会や昨年、鯖江で開催された「コシノヒロコ展 COLORS-アートとファッションの世界-」など、これまで6回のコラボレーションを行っている。ヒロココシノ2017年春夏コレクションでは映像による空間演出を担当した。

会場は、1階の3体のペーパードレスと足元にたくさんのかすみ草を敷き詰めた作品と、2階の糸や繊維で形作られた作品で構成。インスタレーションは、2階の作品に徐々に徐々に光が当たり、音があふれ出すシーンからスタート。続いて、1階正面にあるかすみ草に光があふれ、透け感や張りがあるペーパードレスが光を放っているように輝く。一方、かすみ草は2階の作品からのエネルギーを受けたように、光が当たり光が揺らめいているように見える。そして、水がしたたるような音や呼吸が会場中に広がり、花とペーパードレスがエネルギーをやりとりするような表現になっている、という。

7月16日に行われたギャラリートークにはコシノさんと、circle sideの安積さんと小笠原さんが出席。コシノさんは、「今回は私のコンセプトの1つである折り紙、日本人独特の発想をファッションの中に取り入れた、白のペーパードレスでコラボレーションしました。コラボレーションはとても面白い」とした上で、「2021年4月26日から3か月間、兵庫県立美術館で、ファッションと絵画、空間芸術を表現する、今まで積み上げたアイデアやシミュレーションの集大成とも言える、総合的な展覧会を開催しますが、KHギャラリー銀座はいろいろなアイデアやシミュレーションが出来る大切な場所でした」と話した。

また、小笠原さんは「会場や地域、風景を取り入れながら、光や音、演出をプラスすることで、ふだん見ているものを見たことのないものにしたい」。また、ペーパードレスに光を投影しながら、作品を解説するライブ実況を行った安積さんは「デジタルやプロジェクションマッピングを見せるのではなく、糸や植物などの身近にあるものを素材にしながら、見ている人が新しい視点を発見出来る表現をしたいと思っています。今回はペーパードレスの質感からエネルギーを感じて、かすみ草を使おうと決め、ペーパードレスやかすみ草の形や質感にほんの少しだけデジタル掛け合わせることで、そのものの質感がより顕著に表れるようなものにしました」などと語った。

今後、コシノさんはKHギャラリー芦屋を発信地とし、様々なアートやプロジェクトを発表していく。

Text & Photo:Shinichi Higuchi(樋口真一)

KHギャラリー銀座 東京都中央区銀座4の3の13 和光並木通ビル地下1階
開廊時間: 10:30~19:00
休廊日7月21日、7月23日
入場料:無料
問い合わせ:KHギャラリー銀座 電話03-5159-6877

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