長唄杵勝会全国大会歌舞伎座公演「抄曲集」舞台背景画製作記念「コシノヒロコ展 伝統芸能の新たなる創造」開催

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「長唄は小学4年生くらいからやっています。もともとは母が忙しく、子供が近くにいると仕事ができないということで、やることになったのですが、はまってしまい、いまだに続いています」というコシノヒロコさん。KHギャラリー銀座長唄杵勝会第十二回全国大会歌舞伎座公演「抄曲集」舞台背景画製作記念「コシノヒロコ展 伝統芸能の新たなる創造」が6月8日まで、東京・銀座のKHギャラリー銀座で開催されている。

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幼い頃から祖父に連れられて、歌舞伎を見て育ち、様々な日本の伝統文化に親しんできたコシノヒロコさん。長唄三味線では杵勝会に所属し、名取となっている。

今回の展覧会では、舞台背景の原画となる新作の墨絵5作品を中心に、演奏会で着用するためにコシノさんが直筆で絵付けした着物なども展示している。長唄の名曲に合わせて描かれた舞台背景の原画は、多彩な墨の世界を表現。作品はセーレンの技術によって横幅18メートル、縦幅7メートルの巨大な大型幕にプリントされ、大会2日目4月28日の最後に行われる五演目の背景画としてクライマックスを彩る。

また、2階では、2018年、福井県鯖江市で開催された展覧会「コシノヒロコ展COLORS アートとファッションの世界」の際に絵付けした越前漆器、コシノさんの絵画から新たな構図を探し製作された京丸うちわなど、コシノさんがこれまで携わってきた伝統芸能関連の作品をダイジェストで紹介している。

レセプションパーティにはコシノさんも出席。「歌舞伎以外の伝統芸能は一般の人にはなじみがありませんから、もっとわかってもらうために、ビジュアルな部分で面白いものを表現しながら、音を聞かせていくということを考えました。邦楽の世界では恐らく今までなかった新しいやり方を歌舞伎座でやるということで、歌舞伎役者の人たちからも『現代アートと伝統芸能が一緒になるということは考えられない』と興味を持ってもらっています。伝統の世界に新しいくさびを打ち込むこと、今までなかった新しい風を吹き込むことが私の使命だと思っています。現代の日本のテクノロジーと一緒になって、これからの日本を見せていきたい」などと話した。

Text & Photo:Shinichi Higuchi(樋口真一)

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