21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3でヒロシマ・アピールズ展が開催。内覧会には浅葉克己さんも登場。

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日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)と21_21 DESIGN SIGHTが主催する「ヒロシマ・アピールズ展」のプレス内覧会が8月3日に行われ、アートディレクションを担当した浅葉克己さんや川上典李子さんが登場した。

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「ヒロシマ・アピールズ」の全21作品を紹介

「ヒロシマ・アピールズ」は、原爆の記憶を絶やすことなく、平和を希求する想いを広く伝えるため、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)とヒロシマ平和創造基金、広島国際文化財団が行っているもの。純粋に中立な立場から、人類最初の原爆の惨禍を体験した広島の祈りと願いを、言葉を超えて国内外に伝えるため毎年、JAGDA会員の中から1人が「ヒロシマの心」を訴えるポスターを無償で制作し、歴代の広島市長に贈呈してきた。さらに、2016年のG7広島外相会合のプレスセンターでの展示など、国内外に向けて、反核や戦争の悲しさを訴え、平和を希求する活動を続けている。

21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3で、きょう8月4日から9月2日まで開催される今回の「ヒロシマ・アピールズ展」。天井に青い空と白い雲を描いた会場では、「ヒロシマ・アピールズ」の第1回となった亀倉雄策の「燃え落ちる蝶」から、今年度の服部一成「疑問符、2018」まで、これまで制作された全21作品を紹介している。また、今回は、13歳のときに被爆、平和への願いを込めたポスター100枚の制作に挑み、65歳で他界するまでに72点のポスターを作った片岡脩さんの作品の一部を展示した特別展も行われている。

「地球平和をじっくり考えてほしい」と浅葉克己さん

プレス内覧会に出席した浅葉さんは「広島では何度も開催しているが、東京では初めて。この展覧会は世界にも持って行った方がいいと思う」とした上で、被爆国と書いた紙を手に持ち「日本は世界で唯一の被爆国。私たちの中には被爆国であることを自覚し、絶対に戦争はしないという心があると思う。作者一人一人の言葉もカタログに書いてあるので、地球の平和ということをじっくり考えてほしい」と強調した。

また、21_21 DESIGN SIGHTのディレクターであり、今回の企画にも協力した川上さんは「三宅一生さんや佐藤卓さんなどを中心に、どういう展覧会をするのかを議論する中で、ヒロシマ・アピールズや片岡脩さんの話は以前から上がっていました。今回は満を持しての開催と言っていいと思います。来場したみなさんが1点1点のポスターと向き合い、考える時間を持っていただければと思っています。21_21 DESIGN SIGHTを作ったときから、三宅一生さんなどと一緒に、デザインは未来を創るものであり、私たちの生活を見直し、どういう社会になればいいのかということをみんなで考えるきっかけを作る役割があると、話してきましたが、今回展示しているポスターは深い意味を持っていると思います。ゆっくり見ていただければ」などと話した。

Text & Photo:Shinichi Higuchi(樋口真一)

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会期: 2018年8月4日(土)~9月2日(日)
時間: 10:00~19:00
休館日: 火曜日
会場: 21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
東京都港区赤坂9-7-6東京ミッドタウンミッドタウン・ガーデン
電話: 03-3475-2121
入場料: 無料

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