第45回モード・イン・フランス(Mode in France)展2019年春夏コレクションが閉幕。猛暑の影響はあったものの商談は順調。

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第45回モード・イン・フランス(Mode in France)展2019年春夏コレクションが7月25日から7月27日の3日間、東京・渋谷のベルサール渋谷ファースト地下1階で開催された。猛暑などの影響で初日と2日目までの来場者数は前年同時期を約10パーセント下回ったものの、商談は順調に推移した。

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フランス婦人プレタポルテ連盟(Fédération Française du Prêt à Porter Féminin)が主催するモード・イン・フランス展は、パリで開催されるフーズ・ネクスト(WHO’S NEXT)やトラノイ(TRANOI)などに先駆けて、日本で最新コレクションを紹介するもの。今回は43社、49ブランドが出展。プレタポルテ、コスチュームジュエリー・アクセサリー、バッグなどの最新コレクションを紹介した。

エスパス・ラベルゾーン

最終日に行われたプレスミーティングで、フランス婦人プレタポルテ連盟のエルヴェ・ユシェ(Hervé Huchet)プロジェクト・ディレクターは「出展ブランドの大半が満足していると言っている。既存のバイヤーやショップはもちろん、新規開拓もできている。今回2回目となる『エスパス・ラベル』ゾーンの初出展の2ブランドも好評だ。今後は『エスパス・ラベル』のようなクリエーター系のブランドや、メンズのコレクションや雑貨も増やしていきたい」と評価。

その上で、「先日決定した関税の撤廃によりフランス製品の日本への輸出は16パーセントから24パーセント程度増加すると期待している」と改めて強調するとともに「今後の発展に向け、日程の変更も考えている。他の展示会と同じ時期に共同で開催することも視野に入れている」など、2020年に向けて、今後、日程や会場の変更を行う考えを明らかにした。

フランス婦人プレタポルテ連盟のエルヴェ・ユシェ(Hervé Huchet)プロジェクト・ディレクター

エスパス・ラベル参加の注目ブランドでは、初出展のタンセル(TINSELS)は、シチリアの乾燥やマドリードの暑さ、リスボンのエキゾチックな庭園など、太陽と旅をイメージしたコレクションを提案した。シンプルでクラシックなデザインをベースに、オリジナルプリントやカッティング、ディテールで現代性をプラスしていることが特徴で、プリント物などが人気を集めた。「タンセルにとって日本はフランスに続く大きな市場。既に日本でも展開しているが、実際に日本に来て会うことが重要であると考え、出展した。初出展にも関わらず、手応えを感じた」という。

2016年から5回連続出展となったバッグブランドのヴァレンヌ(VARENNES)は、2019年春夏コレクションで、これまでのベーシックなデザインに加えて、スポーツをテーマにしたコレクションを提案した。バドミントンをイメージし、メッシュを使ったバッグやイエローのテニスボール型バッグ、ゴルフ場からインスパイアされたグリーンをアクセントにしたバッグとゴルフボールをモチーフとしたバッグなどを展示した。また、ウエストポーチやショルダーバッグなど、数通りの使い方が楽しめるデザインもポイントになっている。

初参加のフェット・アンペリアル(FETE IMPERIAL)は滝をテーマに、自然と水の美を表現したコレクションを紹介。天空の庭園などをイメージしたプリントが美しいシルクのジャンプスーツや水着、絵画のイメージをゴブラン織りで表現したブルゾンなど、オートクチュールのような伝統的な技術と現代性をミックスしたコレクションを提案した。また、抜け落ちた毛を使用し、既に引退した職人たちが作った棒編みのニットなど、エシカルやスローファッション、伝統的な技術の継続などを意識した取り組みも紹介した。

Text & Photo:Shinichi Higuchi(樋口真一)

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タンセル(TINSELS)

タンセル(TINSELS)

ヴァレンヌ(VARENNES)

ヴァレンヌ(VARENNES)

フェット・アンペリアル(FETE IMPERIAL)

フェット・アンペリアル(FETE IMPERIAL)

フェット・アンペリアル(FETE IMPERIAL)

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