コシノヒロコ デザイナー歴60周年記念出版完成披露展覧会「HIROKO KOSHINO it is as it is あるがまま なすがまま」開催

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コシノヒロコ デザイナー歴60周年記念出版完成披露展覧会「HIROKO KOSHINO it is as it is あるがまま なすがまま」が12月19日から2月24日まで、東京・銀座のKHギャラリー銀座で開催されている。

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今回出版された書籍「HIROKO KOSHINO it is as it is あるがまま なすがまま」は1978年から2017年秋冬コレクションまでのコレクションで発表された1,500以上ある作品の中から厳選した作品とルックとコシノヒロコさんが20年近く描いてきた絵画の代表作を掲載した、60年間のデザイナー活動の集大成となるもの。

展覧会では、本を装幀(そうてい)したグラフィックデザイナー三木健氏がギャラリー全体の空間構成をデザイン。書籍に収められた「空」「然」「素」「組」「耕」「遊」「色」の7章を、8メートルに及ぶ立体的な表現とオブジェによってヒロココシノの世界を可視化するとともに、コレクション作品と絵画によってヒロココシノの世界を表現している。また、2階では洋服と絵画の制作現場を再現した。

初日の19日に行われたレセプションパーティでコシノヒロコさんは「本を作ることが決まってから1年かけて大事に作ってもらいましたが、三木さんの小さなことにも妥協しない姿勢には感激しました。今まで何冊か本を作りましたが、今回は本当に面白いものができたと思っています。私はテキスタイル、絵画、ファッションを常に結びつけてきましたし、この本で私が伝えたかったのはファッションとアートは別ではない、表現の仕方が違うだけということでしたが、膨大なコレクションの写真や絵画などの資料に当たり、60年間のデザイナー活動を一冊の本にまとめるという、私には絶対にできない仕事をしてくれたことに感謝しています」とあいさつ。

また、三木氏は「1年前、第18回亀倉雄策賞を受賞したときに開催した展覧会で、ヒロコさんに『あなたに決めた。本を作って』と言われ身震いしたのを覚えています。1年かけて数千点のコレクションの写真とヒロコさんの絵画の写真をすべて部屋に貼り、『私は直感よ』というヒロコさんの根源にあるのは理念を一気に集約したものに違いないという仮説を立てて、仕事を進めていきました。この展覧会は書籍の序章ですが、実は2020年以降のヒロココシノの新しい姿が見られる始まりの展覧会や現在計画中の大きな展覧会の1部でもあり、この入り口を通っていくと、更にその先にあるヒロコさんが浮かび上がるようにという思いを込めて企画しました。芦屋のアトリエの数分の1だけでもいいので、生々しいヒロコさんを御覧いただければと思い、2階には空間をそのまま持ってきました。時間のあるときに1階と2階を行き来することでヒロコさんの頭の中、ひらめきを見てもらえればうれしい」と語った。

今回の書籍と展示会について「若い人にも見てもらいたい」というコシノヒロコさん。今年、傘寿を迎えたが、大規模な回顧展の開催など、ファッションデザイナーとアーティストとして、境界線を無くす彼女らしく、その眼はすでに2020年の東京オリンピック・パラリンピック以降を見ている。

展覧会は2月24日まで。
Text & Photo:Shinichi Higuchi / Chief Editor(樋口真一)

コシノヒロコ デザイナー歴60周年記念出版完成披露展覧会「HIROKO KOSHINO it is as it is あるがまま なすがまま」
KHギャラリー銀座 東京都中央区銀座4-3-13 和光並木通ビル地下1階
休廊日12月27日から1月4日、1月14日、2月28日、2月11日、2月18日
時間10:30~19:00
料金:入場無料

「HIROKO KOSHINO it is as it is あるがまま なすがまま」
定価:税別2万2,000円
判型:天地297㎜×左右297㎜
頁数:252頁
発売:丸善出版株式会社
発行:丸善プラネット株式会社

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